党内大紛争!党首吉野敏明 医師法違反疑惑で木原・南出両氏が離脱

党内大紛争の真相!吉野敏明 医師法違反疑惑で木原・南出両氏が離脱

今回の記事は、あなたが現在注目しているであろう、吉野敏明氏の医師法違反疑惑と日本誠真会の混乱について、その真相を深く掘り下げて解説するものです。
吉野先生が日頃から伝えている「人生、いい事も悪いこともちょうど半分ずつ。49:51でもない、50:50なんだ!」という言葉の通り、この最大のピンチをチャンスに変え、先生の活動がより強く、健全な形で進むことを期待し、応援しています。
事の発端は、党の主要メンバーであった木原功仁哉氏と南出喜久治氏による吉野党首への医師法違反調査を提案したことにあります。この党内紛争の勃発の背景には、吉野党首の独裁的運営と副党首制度の形骸化があったと指摘されています。特に、南出喜久治氏から提供された告発メールの全容には、吉野氏のクリニックでの不適切な内科診療疑惑という具体的な嫌疑が記されていました。歯科医師による内科診察は医師法第17条に違反する可能性があるという論点が浮上する中、木原氏への処分は議案提出阻止の姑息な作為ではないかと批判されています。
政治系YouTuberまなびば氏も組織崩壊のリスクを考察していますが、本記事を通して、混乱の経緯と問題の核心を明確に把握し、今後の日本誠真会と吉野先生の動向を静かに見守りましょう。

目次

吉野敏明氏の医師法違反疑惑と日本誠真会の混乱

左:吉野先生、右:南出弁護士、奥:木原弁護士
左:吉野先生、右:南出弁護士、奥:木原弁護士

党内紛争の勃発!木原・南出両氏が告発

日本誠真会で突如として持ち上がったこの騒動は、党の幹部であった木原功仁哉元副党首と南出喜久治元顧問による、党首である吉野敏明氏への告発という形で表面化しました。この一件は、党が掲げていた「誠意と真実」という理念とは裏腹に、内部の深刻な対立構造を露呈することになったものです。そもそも、木原氏は全国各地を回り党の地方組織を立ち上げるなど、結党に大きく貢献した立役者の一人でした。一方で南出氏は、党の顧問として憲法論など理念的な部分で吉野氏を支えてきた存在であります。これまでの活動経緯や、党内での役割を考えると、これら主要な二人の幹部が、突如として吉野党首と袂を分かつことになった背景には、根深い問題があったことは想像に難くありません。特に、木原氏が自身の後援会ホームページで発表した声明文は、事態の深刻さを物語っています。現在、吉野党首は一連の事態を「党の規律および組織秩序の維持を目的とする内部手続き」の結果と説明するにとどめています。しかし、党内で強い影響力を持っていた二人が、吉野党首の「独裁的運営」や「虚偽説明」があったと主張し、最終的に「医師法違反」の嫌疑という重大な告発に踏み切ったということは、党のガバナンスが機能不全に陥っていたことを示唆しています。彼らの告発は、党の理念であった「食と健康」を政治の中心に据えるという活動の根幹、そして吉野氏個人の信用にまで及ぶものでした。

YouTube 2025年12月9日吉野敏明チャンネルライブ配信:冒頭 で日本誠真会の党首として声明を読み上げる。今回の配信は医師法違反疑惑となった「心臓」がテーマだと話題に! 

吉野党首への医師法違反調査を提案

この党内紛争が表面化した直接的なきっかけは、木原功仁哉元副党首が、定例の副党首会議の議案として、吉野党首に対する医師法違反の嫌疑に関する調査を提案したことにあります。本来は毎週月曜日に開催予定であった副党首会議の議案として、木原氏は12月6日未明にこの協議事項をChatworkグループに投稿しました。この議案は、南出喜久治元顧問からの情報提供に基づき、吉野党首に医師法違反の事実が存在する可能性があり、然るべき対応と調査が必要であると木原氏が判断したために提出されたものです。このように言うと、単なる党内調査の提案に聞こえるかもしれませんが、その内容は極めて重く、党首の法的責任に直結するものでした。さらに南出元顧問は、この医師法違反の事実調査に加えて、吉野党首の辞任までも勧告するメールを送信していたとされています。党の顔である党首に対して、幹部が同時に法的嫌疑による調査と辞任を要求したという事実は、党の存続に関わる危機的な状況であったことを示しています。当然、この議案が副党首会議で正式に審議されれば、吉野党首の立場は大きく揺らぐことになります。しかし、この議案が提出された直後に、吉野党首側から木原氏への資格停止処分が通知され、議案は実質的に葬り去られる形となったのです。結果として、木原氏は調査を提案したその日に処分を受け、南出元顧問は解任されるという、極めて異例な展開となりました。

告発の核心:クリニックでの不適切診療と告発メールの全容

木原元副党首が医師法違反調査の議案を提出する根拠となったのは、南出喜久治元顧問が役員に送った告発メールでした。このメールの核心は、吉野氏が院長を務める銀座エルディアクリニックにおいて、歯科医師である吉野氏が心臓疾患という内科領域の不適切な診療を行ったとする具体的な証言です。メールには、〇〇市在住のA氏が、心臓疾患の診察を目的としてクリニックを予約し来院したにもかかわらず、当日の診察室には内科医は同席しておらず、吉野氏を含む歯科医師二人だけで対応が行われた経緯が詳細に記されています。A氏が求めたのは、持参した心臓CT画像データに基づく診断や血液検査結果の検討といった、本来内科医が行うべき専門的な診察でした。しかし、A氏の訴えによると、吉野氏はこれらに十分に応えることができず、最終的には心臓とは無関係な歯科手術を強引に勧められたというのです。また、A氏が「4毒抜き」をした場合の心臓の薬の調整を依頼した際も、適切な回答が得られなかったと指摘されています。このように、歯科診療の範囲を大きく逸脱した行為が、内科医不在のまま行われた可能性を示しており、この一連の行為こそが医師法違反の嫌疑の具体的な事実関係として、告発メールの全容を構成しています。結果としてA氏は高額な費用を支払いながらも、満足な診断を得られず、さらには提出した心臓CT画像データCD原本の返却もされていないと訴えています。

歯科医師による内科診察は医師法第17条に違反?

今回の告発における法的論点は、歯科医師である吉野氏が、心臓疾患という医業に該当する行為を行ったかという点です。南出元顧問のメールは、7月22日のA氏に対する診察が「医師ではない吉野氏の医療行為」であり、医師法第17条に明確に違反すると主張しています。医師法第17条は「医師でなければ、医業をなしてはならない」と規定しており、歯科医師は「歯科医療」を掌るため、原則として医業を行うことはできません。告発メールで摘示された事実関係、すなわち、内科医不在のもとで、歯科医師が心臓疾患という内科領域の相談・診断を行い、さらに心臓と無関係な歯科手術を勧めたという一連の行為は、仮に事実であれば、この医師法第17条に抵触する可能性が極めて高いものです。

ここで注目すべきは、かつて高輪クリニックの陰山康成先生も同様に歯科医師でありながらEAV(Voll式 電気経絡検査)を用いて健康問題に深く関与した際、周囲から逮捕されると警告を受け、最終的に30代後半で東海大学の医学部に入学したという経緯があることです。吉野先生がまさに「歯科医師のくせに」という点を突かれている背景には、この医療業界の構造的な問題があると言えます。そして、この医師法第17条に違反した者は、同法第31条により「3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられる」犯罪行為であるとされています。南出氏は、A氏の周りには同様の被害者が多くいるとし、吉野氏が政治運動や選挙運動を通じて、このような「医師法違反行為を誘発する違法営業を繰り返している」のではないかと強く批判しています。法的手続きを視野に入れた慎重な検証段階にあると吉野党首は説明していますが、告発の具体性と迫真性の高さから、今後、この問題が刑事事件に発展する可能性も否定できない状況となっています。

木原功仁哉氏への処分は議案提出阻止の姑息な作為

木原功仁哉元副党首に対する「党員資格暫定停止処分」が、医師法違反調査の議案提出を阻止するための「姑息な作為」であったと木原氏自身が主張している点も、この騒動の焦点の一つです。木原氏は、12月6日午前1時頃に議案を提出したのに対し、吉野氏側から事務局名で送られてきた処分通知は、提出に先立つ12月5日付けとなっていました。これには、資格停止処分により「党務活動および議案提出権は停止されています。そのため、本件提案は受理の対象外となります」という但し書きが添えられていたといいます。このように考えると、吉野党首側は、木原氏が医師法違反に関する議案を提出することを察知し、その議案提出を無効化するために、処分日を遡らせるという手段を用いたと木原氏は批判しています。実際、木原氏及び南出氏の処分理由として、具体的な事実が一切摘示されず、抽象的に「党の規律維持上、看過できない点が認められたため」と述べられているだけであることも、この主張を裏付ける状況証拠となっています。木原氏は、副党首として医師法違反の嫌疑を知った以上、調査を提案することは、党運営の公正さ及び党へのダメージを最小限に食い止めるために当然の行為であったと反論しています。しかし、吉野党首はこれに弁解・反証を尽くす代わりに、議案提出自体を封じる処分通知を選んだことは、吉野党首の一連の行為自体が、医師法違反の事実を自白しているのに等しいのではないかと木原氏は訴えているのです。


政治系YouTuberまなびば氏が考察!吉野敏明氏の医師法違反問題の背景

吉野党首の独裁的運営と副党首制度の形骸化

今回の党内紛争の背景には、木原功仁哉元副党首が以前から指摘していた吉野党首の独裁的運営と、副党首制度の形骸化があったとされています。本来は党運営の重要事項を合議で決めるべき副党首制度を採用しながらも、吉野党首が「私の言う経営者感覚を身に着けるまでは(党員規約を)改正しない」などと述べ、実質的に副党首らの意見を尊重しない姿勢が見受けられました。たとえば、10月に事務局長が了承した党員規約の改正案を、党首が1ヶ月以上にわたり決裁しなかったことが挙げられます。これは、党の組織運営の根幹に関わる問題にもかかわらず、党首の一存で停滞していたことを意味します。また、12月2日に党が発表した伊東市長選の推薦についても、その前日の副党首会議では一切諮られていなかったとの指摘もありました。このような党首によるトップダウン式の意思決定は、副党首制度を完全に無視するものであり、木原氏や南出氏が長期間にわたって不信感を募らせていた要因です。
読者の皆様は、この一連の流れを見てどう思われるでしょうか?
吉野氏は過去に誠敬会クリニック銀座を乗っ取られ、また参政党の共同代表を「賞味期限切れ」と言われ辞任に至り、さらに今回は日本誠真会顧問より辞任勧告を受けるという、組織の中枢でのトラブルが連続しています。短期間でこれだけ大きな組織や人間関係のトラブルが続くと、外部からの圧力だけでなく、吉野氏自身の運営スタイルや行動に何らかの原因があるのでは?という疑問を持たざるを得ません。このような組織的な機能不全の状況下で、吉野党首が掲げていた「誠意と真実と敬い」という理念は、組織運営においては虚構であったのではないかという苦言を呈されるに至りました。

告発後わずか1日で下された除名処分の経緯

木原功仁哉元副党首に対する処分は、吉野党首の医師法違反調査の議案提出という重大な告発を受けて、極めて異例の早さで決定されました。木原氏がChatworkグループに議案を提出したのが12月6日午前1時頃であったのに対し、その日の夕方17時過ぎには、事務局名義で「党員資格暫定停止処分書」が木原氏に送信されてきました。さらに驚くべきは、この処分書の日付が12月5日付けに遡及していたことです。これは、議案提出の時点で既に資格停止処分が有効であったという形を作り、木原氏の議案提出権を無効化する目的があったと木原氏自身が主張しています。このような対応は、党の規律に基づく公正な手続きというよりも、党首に対する批判を封じ込めるための拙速な措置であったと解釈されても仕方がありません。その後、木原氏がこの暫定停止処分について、党紀委員会が不存在であることや、処分理由の具体的事実が一切ないことから無効であると主張するメールを送ったところ、翌日7日付けで除名通知書が送付されてきたという経緯です。わずか1日のうちに、副党首が資格停止から除名処分へと移行するというこの一連の流れは、吉野党首の独断によるものであり、木原氏からすれば、調査を避けるための「姑息な作為」に他ならなかったとされています。公平な手続きを欠いたこの処分は、両者の間の信頼関係を完全に破綻させました。

祖国再生同盟代表としての法的措置と費用償還請求

日本誠真会による除名処分を受けた木原功仁哉氏は、自身の主宰する政治団体「祖国再生同盟」の代表という立場で、この処分を争う姿勢を明確にしています。木原氏は、この党員規約を遵守しない除名処分の効力を争うため、日本誠真会を相手取って除名処分の無効確認請求を神戸地方裁判所に提訴する予定です。これは、除名処分が党の正式な手続きを踏んでいない、あるいはその理由が不当であると法的に主張し、処分を取り消させることを目的としています。しかし、木原氏が求める法的措置はこれに留まりません。彼は、参院選前にミニ集会などを全国で開催するために要した交通費、会場費、宿泊費等の全額の費用償還請求も同時に求めています。これは、吉野党首との電話協議で口頭で約定していた経費の精算がなされていないこと、そして党との信頼関係が破綻した今、自身の資金管理団体「木原くにや後援会」が立て替えてきた費用を回収するという意図があります。本来であれば党本部が主催すべきであった講演会や集会を、党本部スタッフの能力不足から木原氏側が代行していたという経緯があり、その負担は過大なものであったと述べています。このように、木原氏が政治団体「祖国再生同盟」の代表という自身の立場を強調し、提訴という形で法的手段に訴えることは、単なる党内対立を超えて、両者の関係が完全に法廷闘争へと移行したことを示しています。

誠実さを理念に掲げる党首の「言行不一致」の真偽

日本誠真会が結党以来根幹理念として掲げてきたのは、「誠意」「真実」「敬い」という三つの言葉です。この理念は、吉野党首の政治活動の核となるものであり、党員や支援者に対しても繰り返し訴えられてきました。しかしながら、今回の党内紛争において、木原氏や南出氏からは、この党首の「言行不一致」を指摘する声が上がっています。例えば、南出元顧問は、医師法違反の事実調査を避け、かつ自身が顧問を解任されるのであれば、それは吉野氏が掲げた「誠意と真実と敬い」という自己のスローガンを忠実に守ることに反すると批判しました。木原氏も、医師法違反の調査要求や独裁的運営への是正要求に対して、吉野党首が真摯に答えようとする姿勢が見られなかったことから、「理念は虚構ではないか」と苦言を呈しています。特に、医師法違反の嫌疑という、社会的な信用を失墜させかねない重大な問題について、党首が公正な調査に応じることなく、告発者を処分する形で議案を封じ込めたという一連の対応は、理念である「誠意」や「真実」を欠いていると批判されても仕方がない状況です。もちろん、吉野党首には吉野党首の主張や処分を下した理由があるでしょうが、現時点で開示されている情報だけを見ると、理念と現実の行動に大きな乖離があるように見えてしまいます。このような党首の言動は、支持者に対する信頼を揺るがすだけでなく、党の存立意義そのものを問われる事態を招きました。

まなびば氏の見解:組織が崩壊するリスク

今回の日本誠真会の内紛に関して、多くの政治系YouTuberが取り上げていますが、その中でも「吉野敏明 医師法違反」のキーワードで検索している読者にとって、まなびば氏(政治系YOUTUBER)の客観的な考察は重要な示唆を与えてくれるものです。そもそも、立花孝志氏がテレビ業界にとって都合が悪い存在であるように、吉野先生の主張は食品・害食(外食)・医猟(医療)業界の巨大な利益を守ろうとする勢力にとって極めて都合が悪い存在であることは確かです。この騒動の背後に強い圧力や意図があるかどうかは憶測の域を出ませんが、まなびば氏の見解を交え考察すると、今回の騒動は単なる人事争いではなく、組織が崩壊するリスクを内包していると見ることができます。

そもそも、まなびば氏は以前から、木原氏が自身の政治団体である祖国再生同盟との二重党籍問題を疑問視していた人物であり、いずれこうなる未来が予見できていたからの警鐘だったのです。まず、木原氏と南出氏という、党の活動において中核を担っていた主要な人物が同時に離脱し、しかも法廷闘争に持ち込まれたという事実は、党の組織力の低下を招くことは避けられません。特に、木原氏の声明文から、彼が全国の地方講演会やミニ集会の運営を担っていたことが明らかになっており、彼らの離脱によって、党の地方組織の構築や活動が停滞することが懸念されます。言ってしまえば、党の活動基盤が一時的に麻痺してしまった状況です。さらに、吉野氏が演説で繰り返し「政治家は嘘をついてはいけない。言っていることとやっていることが一致していない」と述べているにも関わらず、これらの人事について沈黙している現状は、この原則に反しているのではないかと、まなびば氏は強く指摘しています。

一方で、まなびば氏は、党の理念自体に起因する支持層の乖離という根本的な問題があった点も指摘しています。憲法論の持ち込みについて、南出氏と木原氏が、吉野氏が以前は全く主張していなかった「真正護憲論」を党の主軸として持ち込みましたが、吉野氏の支持層の多くは健康や食の安全(四毒・五悪)に関心がある人々で、憲法改正論にはほとんど興味がない、水と油のような状態であったというのです。今後、南出氏、木原氏が離脱したことで、日本誠真会が健康と食の「4毒」を軸とする政党に戻るのか、それとも、真正護憲論を軸として掲げ続けるのかが大きな注目点となります。また、吉野氏自身が選挙期間中に4毒入りの食事(海鮮居酒屋のネギトロ丼と蕎麦、牡蠣フライなど)を食べていた事実が発覚したことも、まなびば氏は見過ごせないとしています。まなびば氏は、4毒抜きのメニューもある中から吉野氏が4毒入りの方を選ばれた点を指摘し、「体調管理が重要な公人としての行動が、日頃の発言と矛盾している」と批判しています。このような矛盾を指摘すると、吉野氏に救われた経験を持つ熱心な支持者が、事実をねじ曲げたり論点をずらして攻撃してくる信者化と攻撃性の現象が見られるとも述べており、医師法違反の嫌疑だけでなく、党の倫理的基盤も問われる重大な局面にあると結論づけています。

2025/12/07 にライブ配信 ※アフタートークで日本誠真会 木原副党首と南出顧問がHPから消えていた件

四毒抜き効果の限界と医原病の影

吉野先生が提唱する四毒五悪抜きという食事療法は、その言葉を知らない患者さんが大多数であるにもかかわらず、健康改善を目指して実行する人々は徐々に増えている状況です。この食事療法は、患者さんの意識を変える点で非常に大きな意義を持ちますが、その効果については過度な期待は避け、限界があることを認識する必要があります。例えば、先日お会いした70代の男性は、1年間厳格に四毒抜きを実行しているにもかかわらず、めまいや耳鳴りといった症状が5年ぶりに再発したと話されていました。この男性はSNRI系のお薬を長年服用しており、症状の原因が薬の副作用や、長期服用による影響(医原性の影響)にある可能性も示唆されます。一方、50代の女性は1年間厳格に四毒抜きをしているにもかかわらず、咳を伴う風邪をひき腰痛を発症しましたが、彼女は「四毒抜きのおかげで、いつもより早く治った」とこの療法を肯定的に捉えていました。この事例は、四毒抜きが自然治癒力や免疫力を高める効果は期待できるものの、薬の作用や副作用、あるいは加齢やストレスといった別の要因が絡む複雑な症状を完全に解消するものではないことを示唆しています。吉野先生の主張は「四毒五悪・歯周病」に集中しており、薬の長期服用がもたらす問題については、内海聡医師など他の専門家ほど多くを語っていません。しかし、食の問題に意識の高い患者さんほど、この薬による影響が症状の原因となっているケースは少なくありません。吉野先生が本当に提唱する「健康」への道は、「食」だけでなく、既存の「医猟(医療)」との向き合い方、そして薬の離脱まで含めた総合的なデトックスを必要とするのではないでしょうか。

日本誠真会の今後に残された重大な課題

今回の党内紛争と主要幹部の離脱を経て、日本誠真会の今後に残された課題は非常に重大かつ多岐にわたります。最も緊急性の高い課題は、党の信頼回復です。吉野党首は声明で「より強く、より健全な組織へと進化してまいります」と述べましたが、そのためにはまず、木原氏や南出氏が指摘した医師法違反の嫌疑と独裁的運営について、国民や支援者に対して透明性のある説明責任を果たす必要があります。真実が憶測や風評ではなく、公正な手続きの中で明らかにされるべきであると吉野党首は語っていますが、まさにその言葉の通り、第三者を交えた公正な調査を実施することが求められます。また、木原氏が提訴を予定している除名処分の無効確認や費用償還請求といった法的な問題への対応も避けられません。これらは党の財政や名誉に直結する問題です。一方で、本日以降のイベントが全て中止または延期となったことから、組織体制の立て直しと地方活動の再構築も急務です。木原氏が担っていた地方組織運営やイベント企画の穴をどのように埋めるのか、そのための人材とリソースをどのように確保するのかという、実務上の課題も山積しています。これらの課題を解決できなければ、結党以来の理念である「食と健康」を政治の中心に据えるという使命を継続することは困難になります。なぜならば、政治活動は理念だけでなく、それを実行するための健全な組織基盤と、国民からの信頼の上に成り立つものだからです。

吉野敏明氏の医師法違反疑惑と日本誠真会の混乱に関する総括

  • 日本誠真会の木原功仁哉元副党首と南出喜久治元顧問が吉野敏明党首を告発し党内紛争が勃発した
  • 告発の背景には吉野党首の独裁的運営と副党首制度の形骸化があった
  • 南出元顧問からの情報に基づき、木原元副党首は党首の医師法違反嫌疑の調査を議案として提案した
  • 南出元顧問は医師法違反の調査要求に加え、党首辞任までも勧告していた
  • 告発内容は、歯科医師である吉野氏が自身のクリニックで心臓疾患の内科診療を行った疑惑である
  • A氏の訴えによると、内科医不在のもとで心臓に関する不十分な診断が行われた
  • 歯科医師による医業は医師法第17条に違反する可能性があり、刑事罰の対象となり得る
  • 木原氏の議案提出直後、吉野党首側から処分日が遡及した資格停止処分が通知された
  • この処分は、医師法違反調査の議案提出を阻止するための「姑息な作為」であると木原氏は批判した
  • 木原氏は処分理由が不明確であり、党紀委員会も不存在の可能性があるとして無効を主張した
  • 処分後、木原氏には除名通知書が送付され、両者の信頼関係は完全に破綻した
  • 木原氏は現在、除名処分の無効確認請求と、活動に要した費用償還請求を求め提訴を予定している
  • 吉野党首は一連の事態を「党の規律維持のための内部手続き」と説明するにとどまっている
  • 党の理念である「誠意と真実」に反する「言行不一致」が幹部から指摘された
  • 吉野党首の信用問題と主要幹部の離脱により、日本誠真会の組織崩壊リスクが懸念されている
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