今、日本中から高市早苗新総裁の動向に注目が集まっていますが、彼女が新総裁に選ばれた背景には、多くの人が知らない意外な一面があります。それは、彼女が筋金入りの車好き、バイク好きであるという事実です。
特に、彼女の人生初新車であり、22年間という長きにわたり連れ添った愛車、トヨタ70 スープラを巡る物語は、多くのユーザーの共感を呼んでいます。
この記事では、なぜこの高市早苗 70 スープラがこれほど話題になっているのか、その愛車との別れとフルレストアの経緯から、レストア後の感動的な再会とドライブの様子までを詳細にお伝えします。
また、70 スープラ以前に愛用していた伝説の名車セリカXX 2800 GT（A60型）も愛用していたことや、愛車はカワサキ・Z400GPであったというバイク好きの一面も掘り下げます。
高市早苗 70 スープラから読み解く政治家への期待としては、現在の愛車は？公用車事情とレストアの意味、そして政治家としての「車好き」への期待と懸念を提示し、ユーザーが望む古い自動車への増税見直しや、自動車業界も歓迎する新総裁にかける思いを解説します。高市早苗 70 スープラへの愛着と日本人ファースト政策の関連性や、新総裁に求めるのは国民に寄り添う「安定」した政治であるという結論付けを行います。
この記事のポイント
- 高市早苗氏が無類の車好きで、70 スープラを人生初の新車として22年間愛用したという意外な一面
- 70 スープラがフルレストアされ、感動的な再会と最後のドライブを経て、現在博物館に展示されている経緯
- 70 スープラ以外にも、セリカXXやカワサキのバイクなど、彼女の熱心な愛車遍歴があったこと
- 車好きという背景から、古い車への増税見直しなど、自動車業界やユーザーが新総裁に抱く政策への期待
目次
高市早苗新総裁と愛車70スープラに注目
新総裁に選ばれた高市氏の意外な一面
高市早苗新総裁が自民党のトップに選出された際、多くの国民がその政策や経歴に注目しました。一方、政治的な手腕とは別に、彼女の持つ「意外な一面」が、特に自動車ファンやバイク愛好家の間で大きな話題となりました。それは、高市氏が無類の車好き・バイク好きであるということです。通常、国会議員、特に大臣経験者や党のトップになると、移動は運転手付きの公用車が基本となり、自らハンドルを握る機会はほとんどなくなります。しかし、高市氏は若手議員時代から、長きにわたり自家用車を愛用し、深夜に東京―奈良間を自らドライブすることもあったと明かしているのです。これには、純粋なドライビングへの情熱があったと言えるでしょう。彼女が愛用していた車は、後述するトヨタのスポーツカー「スープラ」であり、これは単なる移動手段としてではなく、人生の「相棒」として大切にされてきました。このように、国民が抱く「政治家」という堅いイメージとはかけ離れた、一人の熱心なドライバーとしての横顔は、多くの人々に親近感を与えています。そしてもう一つは、バイク乗りであったことです。高校時代に大学の学費を稼ぐためにアルバイトに精を出し、移動手段として大型バイクの免許を取り、カワサキのZ400GPを乗り回していたというエピソードは、そのエネルギッシュな人柄を裏付けるものです。こうした趣味嗜好から、高市氏は自動車業界が抱える課題、例えば古い車への課税問題などに対して、ドライバーの立場から深く理解を示してくれるのではないか、という期待の声も上がっているのが現状です。
人生初新車！高市早苗 70 スープラとの22年間
画像ウィキペデァ
高市氏が人生で初めて新車で購入した車、それが1991年式のトヨタ・スープラ（JZA70型）です。この70スープラは、日本の国産スポーツカーの代名詞とも言える存在で、低いノーズ、リトラクタブルヘッドライトを持つスポーティなフォルムが特徴です。高市氏は、この車を約430万円で購入したと語っており、発売前から楽しみにしていたこと、そして希望のメタリックパールホワイトの納車を心待ちにしたというエピソードが残されています。単なる道具としてではなく、愛情を持って選ばれたことが伝わってくる話です。そして驚くべきは、彼女がこのスープラに実に22年間もの長きにわたり乗り続けたという事実です。これは、車の平均保有期間をはるかに超える一途さです。議員として多忙な日々を送る中で、終電を逃すと東京から地元奈良まで自ら運転して帰ることもあったそうで、スープラの「乗り心地も、そして走りも最高でした」という言葉からは、その走りに魅了されていたことがわかります。特に、落選中は車内でB’zの「ALONE」を聞きながら自分を励ましていたという話もあり、公私にわたる伴侶として、この車が彼女の支えとなっていたことがうかがえます。多くの国会議員が公用車に切り替える中で、大臣になっても手放さず、乗り続けることができなくなった後も約10年間、農家の納屋で大切に保管し続けたことは、この70スープラへの並々ならぬ愛着と、ものを大切にする姿勢を示していると言えるでしょう。
愛車との別れとフルレストアの経緯
長きにわたり高市氏の相棒であった70スープラですが、さすがに年月が経ち、経年劣化が進んだため、ナンバーを外し、地元の納屋で保管されることになりました。しかし、高市氏はこの愛車を手放すことなく、いつか再び蘇らせることを願っていたのです。そこで立ち上がったのが、新車の購入先でもあった地元奈良のディーラー、奈良トヨタでした。奈良トヨタは、創業80周年記念事業の一環として、このスープラのフルレストア（完全再生）プロジェクトを正式に発表します。プロジェクト名は「STスープラ80レストアプロジェクト」。STは高市早苗氏のイニシャル、80は奈良トヨタの80周年に因んだものです。奈良トヨタグループの有志からなるプロジェクトチームが結成され、2022年2月からフルレストアがスタートしました。ボディを一度すべて分解し、塗装や内装、エンジン部品に至るまで、新車同然によみがえらせるという大掛かりな作業です。特に、ダッシュボードの割れなど、内装のプラスチックパーツの再生には苦労があったようですが、過去のレストア経験とノウハウを結集して進められました。そして同年10月29日、完成セレモニーで新車のように蘇った愛車と再会した高市氏は、終始笑顔を浮かべ、目を輝かせて喜びました。パレードでは助手席乗車予定だったにもかかわらず、自ら運転免許証を持参して運転席にスタンバイし、B’zの「ALONE」を流しながら公道を約10キロドライブしたのです。この感極まった「最後のドライブ」の後、高市氏はスープラとの別れを惜しみつつも、愛車を奈良市の自動車博物館「まほろばミュージアム」に寄贈し、現在はそこで展示され、多くの人にその勇姿を見せています。
