よしりんとうつみん、参院選2025の激闘を振り返る

よしりんとうつみん、参院選2025の激闘を振り返る

今回の参議院議員選挙の結果を受け、参院選 よしりん うつみんについて関心をお持ちの方は少なくないでしょう。
本稿では、日本誠真会の吉野敏明氏と、無所属連合の内海聡氏が挑んだ参院選における奮闘とその結果に焦点を当てます。
彼らが今回の選挙でどのような結果を残し、今後どのような展望を抱いているのか、詳細に解説いたします。
斎藤一人さんの教訓「負ければ正義は死に申す」といった言葉が示すように、選挙戦の厳しさも浮き彫りになりましたが、筆者の私見を交えながら、反ワクチン系候補者の現状や、次なる選挙に向けた「押し出し」の重要性も考察します。
選挙戦を振り返る吉野氏の言葉や、内海氏の掲げる「無限の反逆性」という哲学から見えてくる、日本を救うための飽くなき挑戦について、深く掘り下げていきます。

この記事のポイント

  • 参院選における吉野敏明氏と内海聡氏の具体的な得票結果と敗戦の弁
  • 両氏が考える、今回の選挙結果に至った背景と課題
  • 今後の政治活動における展望と、それぞれの戦略
  • 斎藤一人氏の教訓や、今後の日本を救うための彼らの決意
目次

参院選におけるよしりんとうつみんの奮闘

日本誠真会、今回の参院選結果

今回の参議院議員選挙において、日本誠真会は残念ながら議席を獲得することができませんでした。
得票数は比例代表で156,158票、党首である吉野敏明氏の個人票は154,805票でした。
この結果は、目標としていた100万票の3分の1にも届かず、吉野氏自身も自身の指導力や戦略の不足を原因として挙げ、深い謝罪の意を表しています。
また、党の責任者として、この結果は自身の責任であると繰り返し述べていました。
他の候補者である木原功仁哉氏の得票は3,040票でした。
NHKの開票速報データによると、日本誠真会の得票は全体の約32万7千票に留まり、NHK党の約65万票や、新党の未来の約150万票と比較しても、大きな差がありました。
この結果は、党として国政政党の要件を満たすには遠いものであったと言えます。

吉野敏明氏が語る今後の展望

吉野敏明氏は、今回の参議院議員選挙での敗北を真摯に受け止め、今後の活動について具体的な展望を語っています。
まず、現状の組織体制や戦略を根本から見直す必要があると考えています。
特に、地方組織の強化を最優先課題としています。
どんなに優れた候補者がいても、ボランティアを含め、人が動かなければ選挙戦は成り立たないという考えを示しており、これは経営と同じであると例えています。
また、経済的基盤については、寄付と入党のみに依存している現状を説明しました。
悪魔の誘惑とも言える企業献金の申し出があったものの、それを断ったことに触れ、ボランティアで成り立つ党の維持には、リーダーの徳が不可欠であると強調しています。
加えて、周知活動の不足を認識し、テレビなどの既存メディアに頼らずとも、SNSを活用した拡散力を現在の10倍、いや100倍に高める必要があると語りました。
今後は、勉強になるだけでなく、面白さやワクワクする要素を取り入れ、子供たちにも支持されるような近代的な政党を目指していくと表明しています。

無所属連合、参院選での結果

無所属連合も今回の参議院議員選挙において、比例代表で議席を獲得することはできませんでした。
総得票数は289,222票で、党派別得票数は219,461票でした。
無所属連合の代表的な候補者である大西恒樹氏の個人票は55,489票、藤村晃子氏の個人票は14,272票でした。
特に、神奈川選挙区で立候補した内海聡氏も、129,978票を獲得しましたが、定員4名の神奈川選挙区で10位という結果に終わり、当選には至りませんでした。
内海氏は、応援してくれた人々への感謝を述べつつ、結果については「惨敗」であったと認めています。
無所属連合全体としても、政党としての要件クリアには至らず、今後の活動方針については改めて検討していく旨が示唆されています。
今回の選挙では、既存の大政党に加えて、参政党のような新興政党が議席を獲得する中で、無所属の難しさも浮き彫りになったと言えるでしょう。

内海聡氏が語る今後の活動

内海聡氏は、参院選での落選を受け、応援してくれた人々への感謝を述べるとともに、現状では今後の活動について具体的に何も考えていないことを表明しています。
後日、自身のブログ記事などで詳細を報告する予定とのことです。
内海氏は、自身の「無限の反逆性」という言葉で、タブーを恐れずに発言する姿勢を示しています。
特に、ワクチンの話や憲法の話をすると票が減ると言われる中で、誰も言わないのであれば自分が言うしかないという強い信念を持っています。
現在の日本の矛盾は、与党も野党も嘘つきばかりであり、政党政治の中で解決できるものではないという考えを示し、だからこそ「無所属連合」という概念を作ったと説明しています。
完全な無所属でない限り、しがらみがないとは言えないという彼の哲学は、今後の活動においても変わらないでしょう。
現時点では具体的な方向性は示されていませんが、これまでの発言や姿勢から、今後も既存の枠にとらわれず、自身の信じる道を追求していくことが予想されます。

斎藤一人さんの教訓「負ければ正義は死に申す」

斎藤一人さんの言葉に「正しき者は勝たなくちゃならないの。負けちゃ駄目なの」という教訓があります。
この言葉は、正義が本当に正義であるためには、結果として勝利を収める必要があるという強いメッセージを含んでいます。

例えば、関ヶ原の戦いの逸話では、西軍の島津氏が徳川方が疲れている隙を突いて夜襲を提案しましたが、当時の総大将石田三成は「正義は必ず勝つから明日正々堂々と戦う」としてこれを聞き入れませんでした。
その結果、西軍は敗北し、進言を受け入れてもらえなかった島津氏は「負ければ正義は死に申す」と語ったとされています。

これは、いくら信念があっても、負けてしまえばその正義は世に認められず、消え去ってしまうという厳しさを教えてくれます。
現代社会においても、一生懸命に働き、正しく生きようと努力していても、他者に「押し出されて」しまう状況は少なくありません。
そして、その結果押し出されてしまった先には幸せはない、と斎藤一人さんは指摘しています。
この教訓は、今回の選挙で議席を獲得できなかった候補者たちにとっても、改めてその重みを考えるきっかけとなるでしょう。

YouTube 斎藤一人:押し出しの法則


私の参院選私見から考察

当ブログが注目していた日本誠真会の吉野敏明氏無所属連合の内海聡氏の参院選結果は、残念ながら大差での落選でした。
私はこのお二人が長年にわたり医療に関する「闇」を追求してきた点に注目しており、自身の治療にも参考にしています。
特に内海氏については、船瀬俊介氏とのYouTube対談以来勉強させていただいています。
吉野氏については、コロナ禍でYouTubeに出演されたのをきっかけに知ることができました。

当初、私は吉野氏に議席を獲得してもらい、躍進が予想された参政党の「監視役」となってくれることを期待していましたが、残念な結果に終わりました。
政党要件である2%の得票率をクリアすることも望んでいましたが、これも叶いませんでした。

一方で、内海氏に関しては、全国比例で戦っていればもっと善戦できたのではないか、という見方もできます。
しかし、彼は神奈川選挙区で、河野太郎氏や小泉進次郎氏の欺瞞を暴くという「捨て身の作戦」に出たため、結果として難しい戦いになったのは致し方ありません。
それにもかかわらず、内海氏が元厚生労働大臣である武見敬三氏の票を削り、政界引退を促す形になった功績は大きいと評価しています。
ただし、自民党の新人で日本医師会副会長である釜萢敏氏が当選してしまった点は誤算だったと考えています。

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参院選から見えた「よしりん」と「うつみん」の可能性

反ワクチン系候補者はまだ弱かった

今回の参議院議員選挙では、反ワクチンを明確に掲げる候補者たちが複数出馬しましたが、全体として見れば、彼らが期待したほどの大きな勢力にはなりませんでした。
例えば、ワクチンの危険性を追求している立憲民主党の川田龍平氏は落選。反ワク活動から手のひら返しで国民民主党から比例で立候補した須藤元気氏も風に乗ることができず落選しました。
また、無所属連合の内海聡氏も、神奈川選挙区で健闘はしたものの、当選には至りませんでした。
吉野敏明氏の日本誠真会も、コロナ禍での医療問題提起で注目を集めましたが、国政政党としての足場を固めるには至っていません。
これらの結果から、現在、反ワクチンというテーマを掲げるとYouTube再生数も伸びず、言論統制されるので広範な支持を得て議席を獲得するにはまだ課題が多いことが浮き彫りになりました。
もちろん、SNSを中心に一定の支持層は存在しますが、それを実際の投票行動に結びつけ、有権者全体にまで影響を及ぼすには、さらなる戦略と浸透が必要であることが示唆されています。
有権者の意識や関心の多様性を考えると、ワクチンや超過死亡を争点にすることは限界があるのかもしれません。

次の選挙では「押し出し」の強化を!

今回の選挙結果を受けて、次の選挙では「押し出し」の強化が重要になると考えられます。
斎藤一人さんの「押し出されて幸せなんてない」という言葉が示すように、政治の世界でも、積極的に自らの主張や存在感を示していくことが不可欠です。
吉野敏明氏は、地方組織の強化やSNSでの拡散力の向上を今後の課題として挙げていますが、これらはまさに「押し出し」の具体的な行動と言えるでしょう。
単に政策を訴えるだけでなく、いかに有権者の心に響かせ、行動を促すかという点が問われます。

内海聡氏が自身の「無限の反逆性」を掲げ、タブーに挑む姿勢も、ある種の「押し出し」であると言えます。
しかし、それが具体的な票に結びつくためには、より戦略的なアプローチが必要となります。
例えば、共感を生むストーリーテリングや、若年層を含む新たな支持層へのアプローチ、そして何よりも、候補者自身が持つ魅力と信頼性を高める努力が求められます。
単なる知名度だけでなく、確固たる支持基盤を築き、他候補者に埋もれることなく、存在感を強くアピールしていくことが、今後の選挙戦で勝利を掴むための鍵となるでしょう。

選挙戦を振り返る吉野氏の言葉

吉野敏明氏は、今回の参議院議員選挙での結果に対し、自身の責任を強く感じていると述べています。
特に、目標とした100万票には遠く及ばず、32万票余りという結果に終わったことを「全て私の責任」と繰り返し強調しました。
彼は、自身の指導力や戦略の不足、そして「徳を積んでいない不得である」という自己評価を敗因として挙げています。
これは、多くの支援者からの愛情や資金、時間、労力が費やされたにもかかわらず、期待に応えられなかったことへの深いお詫びの気持ちから来ています。
また、かつて自身を切った参政党が躍進したことに触れ、「勝者から学ばなければいけない」という謙虚な姿勢も示しています。
一時的には、党を解散すべきか、自身が辞めるべきかといったことも考えたそうですが、年金生活者からの少額の寄付や、他の政党に所属しながらも日本誠真会の考えに共感し、グッズ購入や動画拡散で支援してくれた人々の存在が、活動を続ける決意を固めさせたと言います。
この経験を通じて、人間が生まれ変わったつもりで、性格すら変えてでも改善に取り組むという強い意志を表明しています。

無所属連合内海聡氏の「無限の反逆性」とは

無所属連合の内海聡氏が自身の「売り」として掲げる「無限の反逆性」とは、既存の権威やタブーに一切とらわれず、自身の信じる真実を追求し、発信し続ける姿勢を指します。
彼は、大手メディアからのアンケートで「自分の売りは何か」と問われた際に、この言葉で答えたと述べています。
一般的に、選挙においては票が減ると言われるような「ワクチンの話」や「憲法の話」であっても、誰も言わないのであれば自分が言うしかないという強い使命感を持っています。
内海氏は、与党も野党も「両方嘘つきばかり」であると断言し、現在の日本の矛盾は、既存の政党政治の中では解決できないと考えています。
だからこそ、しがらみにとらわれない「無所属連合」という概念を創設したと説明しています。
彼にとって、完全な無所属でなければ、真に「しがらみがない」とは言えないという信念があり、この「無限の反逆性」こそが、彼の政治活動の根幹をなす哲学であると言えるでしょう。

日本を救うための飽くなき挑戦

今回の参議院議員選挙で議席を獲得できなかった日本誠真会の吉野敏明氏と無所属連合の内海聡氏ですが、彼らの活動は「日本を救うための飽くなき挑戦」と言えます。
吉野氏は、自身の敗北を認めつつも、支援者の思いを背負い、組織体制や選挙戦略を根本的に変革し、次の選挙では必ず結果を出すと誓っています。
彼は、自身の苦労はロバート・ケネディ・ジュニアやトランプ大統領といった、より大きな困難に直面しながらも諦めなかった人々に比べれば取るに足らないと述べ、命ある限りこの国と子供たちのために尽力する決意を示しています。

一方、内海氏は「無限の反逆性」を掲げ、既存の政治や社会のタブーに挑み続ける姿勢を貫いています。
彼らは、たとえ嘲笑されたとしても、誠意と真実と敬いを持って闘う価値があると信じています。
今回の選挙結果は彼らにとって一時的な挫折かもしれませんが、彼らの言葉からは、日本社会が抱える問題に対し、諦めることなく、それぞれの信念に基づいた方法で解決を目指す強い意志が感じられます。
彼らの挑戦は、今後も様々な形で続いていくことでしょう。

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>>「四毒」で激論!内海聡(うつみん) vs 吉野敏明(よしりん)

参院選における吉野氏とうつみんの奮闘総括

  • 日本誠真会は参院選で議席を獲得できなかった
  • 吉野敏明氏の個人票は154,805票だった
  • 吉野氏は自身の指導力不足と戦略の誤りを敗因と認識している
  • 日本誠真会は地方組織の強化とSNSでの拡散力向上を目指す
  • 無所属連合も参院選で議席を獲得できなかった
  • 内海聡氏は神奈川選挙区で10位に終わった
  • 内海氏は自身の「無限の反逆性」を掲げ、タブーなき発言を続ける
  • 斎藤一人氏の教訓「負ければ正義は死に申す」は、選挙結果の重みを伝える
  • 反ワクチン系候補者は、今回の選挙では期待されたほどの勢力にならなかった
  • 単一の争点だけでは広範な支持を得るのが難しい可能性がある
  • 次の選挙では「押し出し」の強化が重要となる
  • 吉野氏と内海氏の活動は「日本を救うための飽くなき挑戦」である
  • 彼らは困難に直面しても諦めない強い意志を持っている
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