戸田市議会議員の河合ゆうすけ氏が、次の埼玉県知事選でどのような役割を担うのか、多くの人々が関心を寄せています。
日本誠真会党首・吉野敏明氏との対談に見る覚悟や、活動家としてのSNS戦略を通して、その真意を探ります。
長年、埼玉県民を悩ませるクルド人問題、繰り返される難民申請の実態、そしてついに実行されたマヒルジャン氏強制送還の影響など、山積する課題にやっと動き出した大野知事の対応と、2年後の埼玉県知事選挙の行方を分析します。
前回の投票率23%が示す県民の民意は、誰に向けられるのでしょうか。
埼玉知事選の前に新党立ち上げと川口市長選挙への出馬を決めた?河合ゆうすけ氏が描く埼玉県知事像を紐解きます。
総理大臣は吉野氏が目指すのではなかったのかという疑問にも触れながら、県民の絶望に答えるのは誰なのかを考察します。
この記事のポイント
- 河合ゆうすけ氏が政治家として外国人問題にどのように向き合っているか
- 外国人問題の現状と、それに対する大野知事や河合氏の動き
- 河合氏が川口市長選挙に出馬する背景と、それが埼玉県知事選挙にどうつながるか
- 河合氏と吉野敏明氏の関係性、および河合氏が目指すリーダー像
河合ゆうすけ、川口市長選挙・埼玉県知事へ?
吉野敏明氏との対談に見る覚悟
多くの埼玉県民が外国人問題に注目する中で、戸田市議会議員の河合ゆうすけ氏と、元参議院議員の吉野敏明氏との対談は、非常に興味深いものでした。
この対談を通して、河合氏が政治家として、この問題にどのように向き合っていくかという強い覚悟が見て取れます。
もともと京都出身の河合氏は、仕事のために上京し、最初は別の地域で政治活動をしていました。
しかし、外国人問題が中心となっている川口市や蕨市といった埼玉県の南部地域こそが、ご自身が骨を埋めるべき場所だと決意したのです。
これは、多くの市民の期待を受けてトップ当選を果たしたからこそ、その民意に応えたいという強い責任感があるからでしょう。
さらに、市議会議員という立場でありながらも、国政レベルの課題である外国人問題に積極的に意見を出し、解決を目指している点に、彼の並々ならぬ覚悟が感じられます。
埼玉県民を悩ませるクルド人問題
埼玉県、特に川口市や蕨市では、トルコ国籍を持つクルド人が多く在住しており、地域住民との間で様々な問題が起きています。
もともとこの地域は工業地帯であり、安価な労働力として外国人が流入したのがきっかけだったと見られています。
そこにたまたまクルド人が入ってきて、同じ民族が集まることでコミュニティが形成され、さらに別のクルド人を呼び寄せるという経緯を辿りました。
多くの埼玉県民が、この状況に不安を抱えています。
例えば、夜道を一人で歩くのが怖いと感じたり、通勤で駅を利用するのを避けるようになったりしている住民もいます。
このような不安感は、ときに大きな犯罪に発展し、医療センターでの騒動や、未成年者に対する性犯罪といった事件も報告されています。
さらに、外国人による医療費の未収金問題や、日本語教育を必要とする外国人生徒の増加など、行政サービスにも大きな負担がかかっているのが現状です。
繰り返される難民申請の実態
埼玉県に在住するトルコ国籍者の中で、難民申請を繰り返している人が非常に多いことが問題になっています。
これは、難民認定申請を行っている間は、強制送還が一時的に停止されるという、いわゆる「送還停止効」の制度を悪用しているケースが多いと指摘されています。
本来、難民申請は迫害から逃れてきた人々を保護するための制度です。
ところが、国外に逃げる際に莫大な飛行機代を支払って日本に来るケースや、面接で迫害された具体的な理由を説明できない人が多数いることから、その制度の目的が果たされていない実態がうかがえます。
法務省のデータによると、難民認定申請を複数回繰り返す人や、難民と認定されなかった人にトルコ国籍者が最も多い状況です。
かつて日本は難民認定に厳しい国と言われていたものの、ある時期から制度が緩くなり、誰でも簡単に難民申請が通るようになったという声もあります。
マヒルジャン氏強制送還の影響
7月8日、20年以上にわたって不法滞在を続けていたクルド人男性、マヒルジャン氏がトルコへ強制送還されました。
この出来事は、今後の外国人問題に大きな影響を与えると考えられています。
マヒルジャン氏は、難民申請を5回も繰り返していましたが、すべて認められませんでした。
しかし、彼は仮放免の状態で会社経営をするなど、目に余る行動で度々メディアに取り上げられていました。
今回の送還は、6月に施行された改正入管法に基づき、難民申請を3回以上繰り返す人への送還停止効の例外措置が適用された、象徴的な事例です。
入管庁は、強制送還に向けて数カ月前から入念な準備を進めており、彼の送還を成功させるための強い意志を示しました。
この出来事を受けて、地元クルド人コミュニティの間では動揺が広がり、最近では自国に帰国する家族が増えているという情報もあります。
元国民民主党議員で元日本クルド友好議員連盟の大野もとひろ埼玉県知事が感謝状を授与していた難民申請6回の偽装難民のクルド人でメディアにも度々出演していたマヒルジャン氏が傷害容疑で埼玉県警に逮捕されてトルコに強制送還されていた事が判明https://t.co/Ne0tG2MxuU
— NewsSharing (@newssharing1) July 8, 2025
やっと動き出した大野知事
長年にわたり、外国人問題に苦慮してきた埼玉県ですが、ここにきて大野元裕知事がようやく積極的な行動を見せ始めました。
これまでは、クルド人コミュニティとの共生を推し進めてきた知事でしたが、難民申請を悪用した不法滞在者が増加している現状を重く受け止めたのです。
特に、難民申請を繰り返した末に強制送還されたマヒルジャン氏のケースは、知事の考えに大きな影響を与えたと考えられます。
実際、大野知事はトルコ共和国とのビザ免除協定の見直しを国に要望しました。
本来、ビザ免除協定は短期滞在を円滑にするためのものであり、これを不法滞在の手段として利用されることは、友好関係にも悪影響を及ぼしかねません。
こうした知事の行動の背景には、関東地方知事会としての総意もあるようです。
このタイミングで知事が動いたことは、外国人問題解決に向けた政府の動きを後押しするものでもあります。
埼玉県、大野知事が、トルコとの相互査証免除協定」を県民から不安が寄せられているとして一時停止するよう求めた(テレ玉) … クルド人問題は、大野知事が外国人との共生社会を目指した事による治安悪化問題だろう。今更、他人事のようにいう姿勢のことを無責任という。https://t.co/r61iiAD6Zd pic.twitter.com/SFHwTPxN5D
— 松丸まこと 元足立区議会議員 (@seiryukai) July 30, 2025
河合ゆうすけが川口市長・埼玉県知事になったら
2年後の埼玉県知事選挙の行方
埼玉県知事選挙は、2年後に控えています。
この選挙は、外国人問題の解決を訴える河合ゆうすけ氏と、現在の埼玉県知事である大野氏との間で、大きな争点となる可能性があります。
これまでの大野知事の外国人政策に対して、批判的な意見を持つ有権者は少なくありません。
一方、河合氏は市民の声を直接聞き、外国人問題に真正面から取り組む姿勢を打ち出しています。
もしこのまま外国人問題が解決されなければ、大野知事が再選を果たすことは難しくなるかもしれません。
ただ、河合氏もまだ戸田市議会議員という立場です。知事選に出馬するとなると、これまでの活動実績だけでなく、県全体の課題に対するビジョンを示す必要があります。
2年後、この問題がどのように進展しているかによって、選挙の行方は大きく左右されることになるでしょう。
投票率23%が示す県民の民意
前回の埼玉県知事選挙の投票率は、23.76%という非常に低いものでした。
これは、多くの県民が、政治に対して絶望を感じていた、または自分の一票が政治を変える力を持たないと考えていたことを示しています。
立候補者の中に、心から支持したいと思える人物がいなかったと感じた人も多かったのかもしれません。
このような状況を変えるためには、県民の関心を引くような強いメッセージを持つ候補者が必要になります。
特に、現在埼玉県民を悩ませている外国人問題に対して、具体的な解決策を提示できる候補者は、多くの有権者の心を掴むことができるでしょう。
河合氏がもし立候補すれば、この外国人問題を中心に据えて選挙戦を展開するはずです。
彼の登場によって、前回は投票に行かなかった人々が、再び政治に関心を持つきっかけになるかもしれません。

活動家としてのSNS戦略
河合ゆうすけ氏は、政治家であると同時に、積極的にSNSを活用する活動家でもあります。
彼はSNSを通して、外国人問題や他の社会問題に対する自身の考えを率直に発信し、多くの人々の共感を得ています。
特に、Twitter(X)では、わずか1年でフォロワーが20万人も増えたことからも、その影響力の大きさがうかがえます。
このようなSNSでの発信は、従来の選挙活動では届かなかった層にも情報を届けることができます。
多くの市民が政治に対して冷めている現状において、SNSでの発信は、世論を動かすための強力な手段となりえます。
彼のように、国政レベルの課題にも臆することなく発言し、世論を形成しようとする姿勢は、従来の政治家にはない大きな強みと言えるでしょう。
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>>ジョーカー議員・河合ゆうすけの四毒抜き挑戦記
埼玉知事選の前に新党立ち上げ川口市長選挙へ
戸田市議会議員の河合悠祐氏が、Xで新党の立ち上げを表明しました。
来年1月に告示される川口市長選挙には、新党のメンバー(候補者は未定)を擁立する方針と見られています。
現職の奥ノ木信夫氏が出馬するとみられており、新党候補との間で選挙戦が繰り広げられることになりそうです。
河合氏は今年1月の戸田市議選で歴代最多得票数でトップ当選を果たしたばかりです。
そのため、本人が連続して別の選挙に出馬するのではなく、新党として初の選挙戦に挑むことで、勢力を拡大する狙いがあると考えられます。
戸田市議としての活動を続けながらも、外国人問題が深刻な川口市に候補者を立てることで、2年後の埼玉県知事選に向けた足がかりを築く狙いがあると言えるでしょう。
【ご報告】
— 河合ゆうすけ【戸田市議選歴代最多得票トップ当選】1st (@migikatakawai) August 8, 2025
8月12日13時から川口市記者クラブにて、新党の立ち上げの発表、川口市長選挙の出馬について、記者会見を行います。
続報2025/08/12
総理大臣は吉野氏が目指すのではなかったのか?
吉野敏明氏と聞くと、「絶対に総理大臣になり、日本の病を治す」という力強いスローガンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、戸田市議会議員の河合ゆうすけ氏との対談では、吉野氏が直接的に総理大臣を目指すという話は出てきませんでした。
むしろ、その発言からは「私の次にあなたが総理を目指してほしい」というメッセージが込められているようにも受け取れます。
吉野氏自身は、特定の個人がトップに立つことよりも、保守的な考えを持つ議員が国全体でまとまることの必要性を強く訴えています。
この考え方からすると、吉野氏は自身が総理大臣になることだけを目的としているわけではないようです。
それよりも、地方から世論を動かし、日本全体を良い方向へ導くための水先案内人のような役割を担い、河合氏のような次世代のリーダーを育てることにも重きを置いているのかもしれません。
県民の絶望に答えるのは誰か
これまでの埼玉県知事選挙の投票率が示すように、多くの県民は政治に対して絶望しているのが現状です。
この絶望感を払拭し、県民の期待に応えられる政治家が今、求められています。
前述の通り、大野知事も外国人問題への対応を始めていますが、これまでの遅れを取り戻せるかは不透明です。
もし、このまま問題が解決しなければ、県民の失望はさらに深まる可能性があります。ここで、戸田市議会議員の河合ゆうすけ氏の存在が重要になってきます。
彼は、外国人問題を真正面から取り上げ、具体的な解決策を訴え続けています。
この行動は、まさに絶望している県民の代弁者となるものです。2年後の埼玉県知事選挙で、彼が立候補することになれば、多くの県民は「この人なら変えてくれるかもしれない」という希望を抱くのではないでしょうか。
県民の絶望に答えることができるのは、誰なのか。今後の大野知事の対応、そして河合氏の動向が、その答えを導き出す鍵となるでしょう。
河合ゆうすけ氏と川口市長・埼玉県知事選挙の行方
- 戸田市議会議員の河合ゆうすけ氏と日本誠真会の吉野敏明氏が対談した
- 対談から、河合氏が外国人問題に真剣に取り組む強い覚悟が見える
- 京都出身の河合氏は、外国人問題が深刻な埼玉県南部地域に活動拠点を移した
- 多くの市民の期待を背負ってトップ当選を果たした責任感から、民意に応えようとしている
- 市議でありながら国政レベルの外国人問題の解決を目指している
- 埼玉県、特に川口市や蕨市ではクルド人問題が深刻化している
- クルド人コミュニティが形成され、さらに別のクルド人を呼び寄せている
- 外国人による医療費未収金や、日本語教育が必要な生徒の増加など、行政サービスへの負担が増加している
- 難民申請の悪用が指摘されており、トルコ国籍者による申請が繰り返されている
- 20年以上の不法滞在者マヒルジャン氏が強制送還されたことが今後の外国人問題に影響を与える
- この強制送還は、改正入管法による送還停止効の例外措置が適用された象徴的な事例である
- 長らく共生路線だった大野元裕知事が、トルコとのビザ免除協定見直しを国に要望し、対応に乗り出した
- 大野知事の対応の遅れは、2年後の埼玉県知事選挙で大きな争点になる可能性がある
- 前回の埼玉県知事選挙の投票率は23.76%と低く、政治への関心の低さがうかがえる
- 河合氏はSNSを積極的に活用し、フォロワーを増やすなど、従来の政治家にはない影響力を持つ
- 河合氏は新党を立ち上げ、川口市長選挙への出馬を表明した
- これは2年後の埼玉県知事選を見据え、外国人問題解決の実績を積む狙いか
- 吉野氏は自身が総理を目指すが、河合氏のような次世代のリーダーを育てることにも重きを置いているようだ
- 県民の政治に対する絶望感を払拭し、期待に応えられる候補が求められている