昔使っていたストラップの不便さから、新しいカメラストラップを探し始めた筆者。
さまざまな製品を比較検討する中で、最終的にたどり着いたのがPGYTECHカメラストラップP-CB-119でした。
この記事では、ストラップ購入のきっかけから、候補に挙がった比較商品(ニンジャストラップ、ウランジ Falcam Maglink)との比較、そしてPGYTECHカメラストラップP-CB-119を徹底レビューしています。
クイックリリースシステムの詳細や長さ調整のスムーズさ、クッションパッドによる負担軽減など、その特徴を余すことなくお伝えします。
また、多彩なラインナップや、Yahooショッピングでお得にゲットした方法も紹介。
このPGYTECHストラップが、いかに撮影を楽しくしてくれるか、その予感とともにまとめました。
この記事が、あなたに最適なストラップ選びの一助となれば幸いです。
この記事のポイント
- ストラップを購入した経緯と、なぜこの製品を選んだのか
- 比較検討した他社製品(ニンジャストラップ、ウランジ)との違い
- PGYTECHストラップの機能(クイックリリース、長さ調整、クッションパッドなど)
- 購入価格やメリット、デメリット、使用感、満足度
PGYTECHカメラストラップP-CB-119レビュー
ストラップ購入のきっかけ
私がカメラ用ストラップを探し始めたのは、約1年前に中古のSONY α7 IIを購入したことがきっかけでした。
以前から持っていたミノルタの古いフィルムカメラのストラップを流用できないかと試みましたが、ストラップを通す穴のサイズが合わず、断念せざるを得ませんでした。
カメラバッグはいくつか持っていたものの、ストラップがない状態では気軽に持ち出せません。
特に、普段使っているリュックに収納するために購入したHAKUBAのケースは、取り出しやすさを重視した構造です。
しかし、バッグから取り出した後に、手持ちで撮影するのは不安があり、細いコンデジ用のリストストラップを付けている状態が続いていました。
このリストストラップでは落下の危険性が高く、安心して撮影に臨むことができません。
そこで、新しいストラップの購入を真剣に検討し始めました。
YouTubeなどで情報を集めましたが、どれが良いか決めきれず、結局1年が経過してしまいました。
撮影のたびにバッグから取り出してストラップを装着し、撮影後はまた外してバッグにしまう、というスタイルを考えたとき、素早く着脱できて信頼性の高いストラップが必要だと感じました。

候補に挙がった比較商品
ストラップ選びを進める中で、いくつかの商品が候補に挙がりました。
まず、多くのカメラユーザーに支持されているピークデザインのストラップです。これはクイックリリースシステムが非常に優れていると評判でしたが、最大のネックは価格の高さでした。
他にも、日本のメーカーであるダイアゴナルのニンジャストラップも候補でした。これは長さ調整が非常にスムーズで、多くのフォトグラファーから高評価を得ています。
また、ウランジが販売しているFalcam Maglinkも気になりました。特に、マグネットを活用した脱着システムは魅力的で、素早い取り付け・取り外しが可能です。
これらの商品はそれぞれ独自の強みを持っており、私の求める「素早い着脱」「信頼性」「使い勝手」という3つの条件を満たしているように見えました。
ただ、それぞれにメリットとデメリットが存在するため、どれが自分に最も合っているのかをじっくりと比較検討する必要がありました。
ピークデザインはシステムが確立されている一方、価格が高いという点が懸念でした。
一方、ニンジャストラップやFalcam Maglinkは、機能性に特化している点が大きな魅力でした。
これらの候補の中から、最終的に最も自分に合ったストラップを選ぶことにしました。

ニンジャストラップとの比較
ダイアゴナルのニンジャストラップは、長さ調整のしやすさにおいて、非常に高い評価を得ています。
これは瞬時にストラップの長さを変更できるため、撮影スタイルに合わせて素早く対応できる点が大きなメリットです。
私自身、YouTubeのレビュー動画を見て、そのスムーズさに感銘を受けました。
しかし、一方で、このストラップには見た目に関するデメリットも指摘されています。多くの動画で言及されていたのは、長さ調整の際に垂れ下がる紐がだらしなく見えてしまうという点です。
これは機能性を追求した結果であり、致し方ない部分ではありますが、普段からスタイリッシュにカメラを持ち歩きたいと考えていた私にとって、この点は少し気になりました。
もちろん、これは個人の好みの問題であり、機能性を最優先するユーザーにとっては全く問題にならないでしょう。
しかし、私は見た目と機能性の両立を求めていました。また、昔使っていたミノルタのストラップがよくねじれて煩わしかった経験から、ストラップのねじれにくさも重要なポイントでした。
ニンジャストラップは長さ調整の機構上、紐が絡む可能性があるため、この点も比較検討の材料となりました。

ウランジ Falcam Maglinkとの比較
ウランジのFalcam Maglinkは、その名の通りマグネットを使ったクイックリリースシステムが特徴です。
これは脱着が非常に簡単で、片手で素早くカメラを外せるという利便性があります。
多くのレビュー動画でも、その手軽さが高く評価されていました。
しかし、その手軽さゆえに、万が一のときに外れてしまうのではないかという不安の声も聞かれました。
もちろん、実際に外れたという報告はほとんどないようですが、高価なカメラをぶら下げることを考えると、少しでも不安要素は排除したいというのが正直な気持ちでした。
また、色があまり選べず、ストラップにシワがつきやすいというデメリットも報告されていました。
特に、一度ついたシワはなかなか取れないという意見もあり、これもデザインを重視する私にとっては懸念材料でした。
これらのことから、Falcam Maglinkは確かに利便性は高いものの、信頼性や見た目の面で、私が求める基準を完全に満たしているとは言えませんでした。
これらの比較検討を経て、私は最終的に、機能性とデザイン、そして信頼性のバランスが取れていると感じたPGYTECHのカメラストラップにたどり着きました。

PGYTECHカメラストラップP-CB-119を徹底レビュー
PGYTECHカメラストラップの特徴
PGYTECHのカメラストラップは、シンプルでありながら機能性を突き詰めた設計が特徴です。
最も目を引くのは、独自に開発されたクイックリリースシステムです。
これは、ストラップをカメラ本体から素早く着脱するために考案されたもので、丸いクイックビーズを採用しているため、どの向きからでも簡単に差し込むことが可能となっています。
また、ストラップの長さ調整も片手で行えるほど非常にスムーズです。これは、頻繁に長さを変える撮影スタイルに非常に適しています。
さらに、ストラップ本体にはクッションパッドが装備されており、重量のあるカメラを長時間首や肩から下げても、負担を軽減してくれる設計になっています。
裏側には滑り止めはついておらず、これによりストラップがスムーズにスライドし、素早い撮影に対応します。
これだけの機能を持ちながら、デザインもスタイリッシュで、様々なシーンに合わせやすいシンプルな見た目をしているため、ファッションの一部としても楽しむことができます。
さらに、ワイヤー部分は3層構造になっており、摩耗による交換時期が色でわかるようになっているため、安心して長く使える点も大きな魅力です。


クイックリリースシステムの詳細

PGYTECHのクイックリリースシステムは、デッドセンターロック機構を採用しており、高い信頼性を誇ります。
従来のクイックリリースシステムは、差し込む向きが決まっているものが多く、急いでいるときにスムーズに取り付けられないというストレスがありました。
しかし、このPGYTECHのシステムは、ビーズ状の形状を採用しているため、どの向きからでもストレスなくカチッとはめることができます。
これにより、カメラの向きを気にすることなく、一瞬でストラップを装着できます。
また、クイックビーズがロックされている状態では、全方向から力が加わっても外れることがないため、大切なカメラを落とす心配がありません。
そして、このビーズ型になったことで、もう一つの利点が生まれました。それは、ストラップのねじれを瞬時に解消できることです。
ストラップを装着した後にねじれてしまった場合でも、ビーズが回転することで自動的にねじれが直ります。
カメラをバッグにぐしゃっと入れてしまい、次に使うときにねじれを直す手間も省けるため、撮影準備を素早く行うことが可能です。
これにより、撮影までの時間短縮に大きく貢献し、ストレスなく撮影に集中することができます。
長さ調整のスムーズさ

PGYTECHのカメラストラップは、片手で素早く長さ調整ができるクイックアジャスターを搭載しています。
これは、ストラップの端にあるタグを引くだけで、簡単に長さを変えられる仕組みになっています。
例えば、持ち運ぶ際は短くして体に密着させ、撮影する際には瞬時に長くして自由に動けるようにするなど、シーンに合わせて柔軟に対応できます。
このアジャスターの動きは非常にスムーズで、引っかかりを感じることはありません。
他社製品の中には、調整時にスムーズに動かないものや、両手を使わなければならないものもありますが、PGYTECHのストラップは片手で完結するため、カメラを構えたまま長さ調整を行うことも可能です。
この機能は、特にスナップ撮影など、シャッターチャンスが限られている場面で大きな威力を発揮します。
また、ストラップの長さは左右それぞれで調整できるため、左右どちらの肩にかけても使いやすいようにカスタマイズできます。
撮影者の身長や好みのスタイルに合わせて、最適な長さに調整できる点は大きなメリットと言えるでしょう。
クッションパッドによる負担軽減

このカメラストラップには、弾力性の高いエチレン素材のクッションパッドが装備されています。
このパッドは幅も適切で、細すぎず太すぎない絶妙なサイズ感です。これにより、重いレンズを装着したカメラを長時間首や肩に下げていても、首への食い込みや肩への負担を大幅に軽減してくれます。
特に、SONY α7 IIのようなフルサイズミラーレス一眼とオールドレンズを組み合わせると、ある程度の重量になるため、このクッションパッドは非常に役立ちます。
また、速写ストラップとしても使用することを考慮し、パッドの裏側にはあえて滑り止め加工が施されていません。
これにより、ストラップが肩の上をスムーズに滑り、素早くカメラを構えることができます。もし滑り止めが付いていた場合、長さ調整やカメラを構える動作の際に引っかかりを感じてしまい、スムーズな撮影を妨げる可能性があります。
このデザインは、機能性を徹底的に追求した結果であり、快適な使用感と素早い撮影の両立を実現しています。
多彩なラインナップ

PGYTECHは、今回レビューしたカメラストラップ以外にも、様々なユーザーのニーズに応えるべく多彩なラインナップを展開しています。
例えば、よりカジュアルなシーンで使えるカラフルなデザインのストラップや、シンプルでスタイリッシュな見た目のものなど、選択肢が豊富にあります。
これらのストラップも、基本的なクイックリリースシステムは共通で、クイックビーズを使って簡単にカメラに装着できるのが特徴です。
そのため、気分や撮影シーンに合わせて複数のストラップを使い分けたり、同じシステムを採用している他のPGYTECH製品と組み合わせたりすることも可能です。
また、ストラップだけでなく、カメラバッグや三脚、スマートフォン用アクセサリーなど、幅広い写真関連製品を手掛けています。
このように、PGYTECHの製品群は、ユーザーが撮影をより快適に、そしてクリエイティブに楽しめるよう、トータルでサポートする姿勢が伺えます。
好みのデザインや色を選びたい人、他人とは違う個性的なストラップを探している人にとっても、満足のいく商品が見つかるのではないでしょうか。
Yahooショッピングでお得にゲット

このPGYTECHカメラストラップは、私はYahooショッピングで非常にお得に購入することができました。
アマゾンでは通常価格が6,530円で表示されていたのですが、Yahooショッピングでは6,430円と少し安く、さらに私はワイモバイルユーザーなので、PayPayポイントの付与が非常に多く、実質価格は4,564円となりました。
これは、購入金額に対して1,866円ものポイントが付与されたためです。
このように、ワイモバイルやソフトバンクのユーザーは、Yahooショッピングを利用することで、他のECサイトよりもかなりお得に買い物ができます。
特にカメラアクセサリーのように価格帯が比較的高い商品の場合、ポイント還元率の違いが最終的な支払い額に大きく影響します。
この価格帯であれば、3,000円程度の安価なストラップを買うよりも、はるかに高い満足度を得られると感じました。
購入を検討されている方は、普段利用している通信キャリアやクレジットカードの特典も考慮して、最もお得に購入できるサイトを探してみることをおすすめします。

撮影がもっと楽しくなる予感

このPGYTECHカメラストラップを使い始めてから、撮影に対するモチベーションが格段に上がりました。
以前使用していたミノルタの古いストラップは、すぐにねじれてしまい、その度に直すのが億劫で、撮影のテンションを下げていました。
また、コンデジ用のリストストラップでは、常にカメラを落とさないかという不安がつきまとい、思い切って撮影に臨むことができませんでした。
しかし、このPGYTECHのストラップは、クイックリリースシステムのおかげで、バッグからの取り出しから撮影開始までが非常にスムーズです。
ねじれも自動で解消されるため、煩わしさが全くありません。これにより、いつでも気軽にカメラを手に取ることができ、撮影機会が自然と増えそうです。カメラバッグから取り出してストラップを装着し、撮影が終わったら外してバッグにしまうという一連の動作が、これほどまでにストレスなく行えるのは驚きでした。
これからこのストラップと一緒に、今まで行きたかった場所へ足を運び、多くの瞬間を切り取っていきたいと考えています。
PGYTECHストラップのまとめ
PGYTECHのカメラストラップは、様々な点でユーザーの使いやすさを徹底的に考慮して作られています。
まず、特筆すべきは、向きを気にせず一瞬で脱着可能なクイックリリースシステムです。
これは、従来のシステムが抱えていた煩わしさを解消し、撮影準備を非常にスムーズにしてくれます。
また、クイックアジャスターによる片手での長さ調整も、撮影シーンに応じて瞬時に対応できるため、ストレスなく撮影に集中できます。
さらに、クッションパッドが肩への負担を軽減し、長時間撮影でも快適に過ごせるよう配慮されています。ストラップ自体も、ワイヤーの3層構造により、高い耐荷重性能と耐久性を両立しています。
価格面では、Yahooショッピングのポイント還元などを活用すれば、非常にコストパフォーマンスが高くなるのも嬉しい点です。
デザインもシンプルでスタイリッシュなため、どんなカメラにも合わせやすいです。
機能性、信頼性、デザイン性を高いレベルで兼ね備えたPGYTECHのカメラストラップは、昔の私のように「撮影が億劫になっている」と感じている人にこそ、ぜひ試していただきたい逸品です。
PGYTECHカメラストラップP-CB-119レビューの総括
- 購入のきっかけは、古いストラップが使えず、コンデジ用のリストストラップでは不安だったため
- 素早い着脱と信頼性を求めて、複数のストラップを比較検討した
- ピークデザインは多くのユーザーが使っていて個性を出しにくいと感じた
- ニンジャストラップは長さ調整がスムーズだが、紐が垂れる見た目が気になった
- ウランジ Falcam Maglinkはマグネット式で便利だが、外れる不安があった
- PGYTECHのクイックリリースシステムはどの向きからでも装着でき、ねじれも自動で解消する
- クイックビーズは90kgの耐荷重があり、ワイヤーの摩耗も色で確認できる
- 片手で素早く長さ調整ができ、撮影スタイルに合わせた調整が容易である
- 弾力性の高いクッションパッドが肩の負担を軽減し、長時間の撮影でも快適
- パッド裏には滑り止めがなく、速写時にもスムーズにスライドする
- シンプルでスタイリッシュなデザインで、ファッションの一部としても楽しめる
- 今回レビューした製品以外にも、カラフルなデザインなど多彩なラインナップがある
- Yahooショッピングでワイモバイルユーザー特典を活用し、実質価格がお得になった
- 安価なストラップより満足度が高く、コストパフォーマンスに優れている
- ストレスなく撮影に臨めるため、撮影機会が増え、モチベーションが向上した
あわせて読みたい
>>マンフロット アドバンスド アクティブバックパック3 レビュー|自立するカメラバッグ
>>買って損なし?NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ徹底レビュー
参考にさせていただいたP-CB-119紹介YouTube>>ゆーにー / YUUNII