参院選|参政党を信じて大丈夫?太田勝規×根本良輔コラボ

参政党信じて大丈夫?

現在、参政党について関心をお持ちで、「参政党を信じて大丈夫?」と疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この疑問にお答えするため、本記事では参政党の内部事情に詳しい太田勝規さんの視点から、その実態を深く掘り下げていきます。

太田勝規さんの自己紹介と参政党との関わりから始まり、彼がなぜ参政党への応援活動を始め、そして公認取り消しという形で参政党への不信感を抱くに至ったのか、その経緯を詳しく解説します。
また、参政党に対する法的措置が取られた背景にあるプラカード隊と参政党からの嫌がらせ、そして不透明な資金と規約変更といった問題点にも焦点を当てます。

さらに、参政党の組織運営と自民党との繋がり、情報操作と隠蔽体質の実態についても検証し、「参政党は信じて大丈夫?」という問いに対する答えを探ります。
元公設秘書の自殺とニコニコチャンネルの連載で明かされた疑惑、自民党との関係性と「ビジネス保守」の側面、そして「息を吐くように嘘をつく」とまで言われる神谷宗幣氏の言動が本当なのか、といった点も詳しく見ていきましょう。

本記事を通じて、参政党を正しく理解するための情報源を提供し、参政党を支持する人々へのメッセージもお伝えします。
あなたが適切な判断を下せるよう、客観的な情報に基づいて参政党の姿を多角的に分析していきます。

この記事のポイント

  • 太田勝規氏の体験を通じた参政党の内部事情
  • 参政党の資金や規約に関する不透明な実態
  • 神谷宗幣氏の言動や党の情報操作の傾向
  • 参政党と自民党の関係性や党内の問題点
目次

参政党を信じて大丈夫?内部の声を検証

前半:No.1辞め参「かっちゃん」が神谷・参政党の闇を暴露しまくる

太田勝規さんの自己紹介と参政党との関わり

太田勝規さんは、昭和46年5月11日生まれの現在54歳で、大阪を拠点に活動されています。
彼の経歴は多岐にわたり、ドラコンのプロとして公式記録416ヤードを持つほどの腕前であり、またプロカメラマンとしても活躍中です。
このように、様々な分野で実績を上げてきた太田さんが、政治の世界、特に参政党と関わるようになったのは、2022年の参議院選挙がきっかけでした。
この選挙を機に参政党の存在を知り、その思想や政策に強く共感したといいます。
自分の考えと参政党の方向性が一致していると感じ、彼は党への応援活動をYouTubeで開始しました。

彼のYouTubeチャンネルでの応援配信は大きな反響を呼び、一つの動画で当時のYouTube動画としては異例の132万回という視聴回数を記録しました。
これは、おそらく日本国内で参政党の応援動画としては最も多く視聴された動画の一つであるとされています。
しかし、応援活動を続ける中で、太田さんは徐々に神谷宗幣氏に対する違和感を抱き始めました。
具体的には、神谷氏の「愛人」に関する噂や、その他にも不審な言動が見受けられたためです。
当初、太田さんはこれらの個人的な問題には触れず、あくまで参政党の政策や理念を応援する姿勢を貫いていました。

その後、太田さんのYouTubeでの影響力に注目した参政党から、次期衆議院選挙での公認候補としての打診がありました。
彼はこのオファーを受け入れ、公認を得るために運営党員となる手続きを進めました。
これまでの安倍晋三元総理の事件に関する独自の調査活動なども含め、自身の経歴を全て開示し、公認申請を行いました。
その結果、彼は晴れて参政党の公認候補として活動を開始することになります。

太田さんは、この公認候補としての活動を通じて、さらに参政党の内部に深く関わっていくことになります。
当初の違和感はありつつも、彼は党の指示に従い、真摯に活動に取り組んでいました。
このような彼の行動力と真面目な姿勢は、党の上層部からも信頼を得ることになります。
この信頼関係が、後に彼が参政党のさらなる深層を知るきっかけとなっていきます。

公認取り消しと参政党への不信感

参政党の公認候補として活動を開始した太田勝規さんですが、ある日突然、公認取り消しを告げられます。
この理由は、彼がYouTubeで「安倍さんの真相究明」をテーマに発信していたことだとされました。
しかし、太田さんからすると、これは全く納得のいくものではありませんでした。
なぜなら、公認申請の段階からこの活動については明確に伝えており、動画でも積極的に発信していたためです。
今さらそれを理由に公認を取り消すのは、あまりにも不可解な対応でした。

公認取り消しの通達に対し、太田さんは疑問を呈しました。
事件の真相究明は、公認申請時からの活動であり、今になってそれが問題視されるのはおかしいと訴えました。
しかし、党本部が決定したことであるため、彼は一旦これに従う姿勢を見せました。
すると、党本部からは意外な提案が飛び出します。
「衆議院選挙は無理だが、地方選挙であれば公認を出す」というものでした。
この提案は、太田さんにとってさらなる矛盾と不信感を抱かせるものでした。
衆議院選挙での公認取り消しの理由が「安倍さんの真相究明」であるならば、地方選挙であれば問題ないというのは論理的に破綻しています。

太田さんは、この矛盾を指摘し、地方選挙の公認を断りました。
彼は、公認候補として活動するために党員になったのであって、それが叶わないのであれば元のYouTuberとして応援するスタイルに戻ると伝えました。
このように、いかなる不合理な決定に対しても、太田さんは感情的に反発することなく、冷静かつ論理的に対応してきました。
このような彼の態度は、皮肉にも神谷宗幣氏を含む上層部からの信頼を深める結果となりました。

参政党を離れてからも、特に上層部の人間、中でも神谷氏の側近であった人物から、太田さんへの相談の電話が頻繁にかかってくるようになります。
この時期、太田さんは自身の「国会への道」というYouTube企画のために、全てのLINEメッセージや電話の通話を録音していました。
当初は企画のメモ代わりという目的でしたが、この録音を通じて、太田さんは参政党が組織的に人々を陥れようとしている実態や、党の内部事情、そして神谷氏の女性問題など、これまで知られることのなかった多くの事実を聞くことになります。
巷で噂されていた神谷氏の女性問題についても、側近から直接聞いたことで、彼はこれまでの応援活動を続けることができないという強い不信感を抱くようになりました。
この出来事が、太田さんが参政党の内部告発に踏み切る大きな転機となります。

参政党に対する法的措置

太田勝規さんが参政党に対する法的措置に踏み切った背景には、プラカード隊に対する度重なる嫌がらせがありました。
太田さんが結成を呼びかけたプラカード隊は、参政党の街頭演説などで黙ってプラカードを掲げるという静かな抗議活動を行っていました。
しかし、参政党側はこれに対し、大声での罵倒、ビデオカメラや写真による至近距離での嫌がらせ、さらには暴行やつきまといといった行為を繰り返しました。
太田さんは、本来であれば暴力で対抗したかったという強い憤りを感じつつも、本末転倒になることを避け、法的な手段でプラカード隊の安全を守ることを決意しました。

具体的には、プラカード隊へのつきまとい行為に対しては軽犯罪法違反、誹謗中傷に対しては侮辱罪と名誉毀損罪、そして暴行行為に対しては暴行罪として、計9件もの刑事告訴を行いました。
この9件のうち、2件は神谷宗幣氏個人に対するもので、一つは太田さん自身が被害者となった侮辱罪、もう一つは別の人物に対する名誉毀損に関するものでした。
驚くべきことに、これらの告訴は弁護士を一切つけずに太田さん自身が告訴状を作成し、全て警察に受理されています。
この異例の対応は、太田さんの強い意志と、事実にに基づいた証拠収集能力を示すものと言えるでしょう。

このような法的措置が講じられた結果、参政党の対応には変化が見られました。
以前はプラカード隊への過剰な反応を見せていた党側が、党員や支持者に対して「挑発に乗らないように」と注意を促すようになったのです。
太田さんは、この変化を自身の法的行動の成果であると見ています。
しかし、参政党がマスコミに対して「私たちは挑発されている」と主張していることには、太田さんは強い反発を覚えています。
彼は、実際に挑発行為を行っていたのは参政党側であり、その結果として多数の刑事告訴を受けているのだと指摘しています。

太田さんは、2025年の1月から6月までの半年間に、一つの国政政党が9件もの刑事告訴を受けるという事態は前代未聞であると強調します。
もしこれが自民党のような既存の大政党であれば、マスコミは大々的に報じ、社会的な大騒ぎになっていたはずだと述べます。
しかし、参政党はまだネームバリューが確立されていないため、この事実が広く知られていない現状があります。
太田さんは、今後参政党がさらに知名度を上げていくほど、これらの過去の行動が「自らの首を絞めること」になると警鐘を鳴らしています。
彼の法的行動は、単なる報復ではなく、参政党の不正を正すための断固たる意思表示であると言えるでしょう。

不透明な資金と規約変更

参政党を巡る問題の中でも、特に深刻なのがその資金の不透明性と、それに関連する規約変更の問題です。
太田勝規さんによると、参政党の不正会計は鹿児島支部だけの問題ではなく、大阪を含め全国的に存在しているとのことです。
警察も動いているものの、政治資金収支報告書は後から修正が可能であるため、警察がそれ以上の捜査を進めるのが難しいという現状があります。
これは、政治資金規正法の不備を突いたものであり、いくらでも「忘れていました」「このような意図でした」といった言い訳ができてしまうため、法整備の必要性を太田さんは強く訴えています。
世間一般から見れば到底許されないような「お金の汚いやり方」が、法的な抜け穴によって見過ごされている状況があるのです。

2022年の参議院選挙で参政党が勢いを増していた時期には、街頭演説などで多額の寄付金が集まっていました。
東京での街頭演説では、一度に100万円以上もの寄付金が入ったこともあったといいます。
しかし、これらの寄付金の中には、適切に記載されずに「ポッケに入れられている」ものが少なくないという証言があります。
これを隠蔽するために、党の内部で様々な工作が行われていたとのことです。
太田さんが耳にした話として、神谷氏の「愛人」と噂される弁護士が、参議院選挙直後に突如として党の重要ポストに就任し、資金の流れの「ずさんさ」に危機感を抱いて、その隠蔽工作を主導していたという衝撃的な事実を明かしました。
これは太田さんが直接聞いた話であり、その信憑性は高いと考えられます。

また、参政党の規約変更も大きな問題となっています。以前の規約が閲覧できなくなっており、その変更内容が不透明であるため、太田さんは「限りなく詐欺」だと指摘しています。
実際に、参政党を離党した人々が原告団となり、参政党の「詐欺的」な運営を訴える民事訴訟を起こしましたが、この訴訟は棄却されてしまいました。
その理由は、参政党側が訴訟で求められた旧規約を提出できなかったことにあります。

太田さんは最近、現職の参政党議員から旧規約と新規約の現物を入手したと明かしました。
この旧規約は、令和2年4月11日からのもので、結党当時のものに近いとされています。
この資料が、今後の裁判や外部からの追及において、どのような意味を持つかはまだ不確かですが、太田さんはこれが「まさに核心を突く情報」であると述べ、党内部にも現在の状況を問題視している人間が多くいることを示唆しました。
なぜなら、これだけの重要な資料が外部に漏れ出るということは、内部の人間が現状に異を唱えている証拠だからです。
参政党が旧規約を提出できないにもかかわらず、訴訟が棄却されたという事実は、彼らの情報公開に対する姿勢と、その不透明な体質を如実に表していると言えるでしょう。

情報操作と隠蔽体質

参政党は、都合の悪い事実や批判を巧みに隠蔽し、自党に有利な情報操作を行う体質を持っていると指摘されています。
太田勝規さんによると、彼らはデマの流布や過去のSNS投稿の非公開化を頻繁に行っているといいます。
例えば、元公設秘書の死に関する責任を、当時拘留中であった根本良輔氏に擦り付けようとするデマを流しました。
また、太田さんが結成したプラカード隊についても、「バイト代をもらっている」という根も葉もない噂を平気で広めていたとのことです。
これらのデマは、党の都合の良いストーリーを作り上げ、それを信者に浸透させるための戦略として使われていると太田さんは分析します。
何も知らない一般の人々がこれらのデマを信じてしまうことで、参政党への批判的な目が向けられるのを防ごうとしているのです。

さらに深刻なのは、組織的な隠蔽工作の実態です。
太田さんによると、神谷宗幣氏の旧Twitterアカウント(現在のX)が「乗っ取られた」と公表された件も、実際には自作自演だった可能性が高いとのことです。
これは、過去の不都合な発言や投稿を削除するための口実であったとされています。
もし、アカウントが乗っ取られていない状態で過去の投稿がそのまま残っていれば、様々な批判や揚げ足を取られる可能性があったため、それを回避する目的があったと考えられます。
また、参政党の公式YouTubeチャンネルでも、過去の動画の多くが非公開にされていることが確認されています。
これは、党にとって不都合な内容や、現在の主張と矛盾する過去の発言を、世間から隠すための行為であると見られます。

太田さんは、参政党がこうした隠蔽体質を持っていることを、その信用を疑う大きな根拠として挙げています。
信頼できる政治団体であれば、過去の言動に対しても責任を持ち、透明性のある情報公開を行うはずです。
しかし、参政党はそうした基本的な姿勢が見られません。
彼らは平気で嘘をつき、その場しのぎの言い訳をすることで、批判をかわそうとします。
このような組織的な情報操作と隠蔽は、支持者や一般の人々の信頼を損なうだけでなく、健全な民主主義のプロセスを阻害する行為であると言えるでしょう。
太田さんの指摘は、参政党の言動を鵜呑みにせず、多角的な視点からその実態を検証することの重要性を示唆しています。

プラカード隊と参政党からの嫌がらせ

太田勝規さんが結成したプラカード隊は、参政党の街頭演説などで静かにプラカードを掲げ、意思表示を行う市民団体です。
彼らの活動は、言論の自由に基づいたものであり、特定の団体を攻撃する意図は持っていません。
ただ、黙ってプラカードを掲げることによって、参政党の主張や行動に対する疑問を投げかけることが目的でした。
しかし、この平和的な抗議活動に対し、参政党側は組織的な嫌がらせを行ってきたと太田さんは語ります。

具体的には、参政党の支持者や関係者によるプラカード隊への大声での罵詈雑言、あるいは至近距離でのビデオ撮影や写真撮影といった行為が頻繁に行われました。
これらの行為は、プラカード隊のメンバーに対する心理的な圧力をかけ、活動を妨害する目的があったと見られます。
さらに悪質なケースでは、プラカード隊のメンバーに対する暴行やつきまとい行為も発生したといいます。
太田さんは、これらの行為に対し、本来であれば暴力で対抗したい衝動に駆られたと本音を漏らしました。
しかし、そのような行為は本末転倒であり、自身の信念に反すると考え、法的な手段で対応することを選んだのです。

太田さんは、これらの嫌がらせ行為に対し、軽犯罪法違反(つきまとい)、侮辱罪、名誉毀損罪、そして暴行罪として、合計9件の刑事告訴を警察に行いました。
これらの告訴は、太田さん自身が弁護士を介さずに告訴状を作成し、全て受理されたという事実があります。
この法的措置が功を奏し、最近では参政党側が党員や支持者に対し、「挑発に乗らないように」という指示を出すようになったと太田さんは指摘しています。
これは、太田さんの法的行動が参政党の行動をある程度抑制する効果を生んだことを示唆します。

しかし、参政党は一方で、マスコミに対しては「私たちは挑発されている被害者だ」という印象操作を行っていると太田さんは批判します。
実際には、挑発行為を行っていたのは参政党側であり、その結果として多数の刑事告訴を受けているというのが太田さんの主張です。
太田さんは、日本の国政政党がこれほど短期間に多数の刑事告訴を受けるのは異例であり、もし自民党であれば大騒ぎになるはずだと強調しています。
この問題が広く認識されていないのは、参政党の知名度がまだ低いためだと考えられますが、太田さんは今後、参政党が大きくなるにつれて、これらの過去の行いが大きな問題として表面化するだろうと警鐘を鳴らしています。
彼の行動は、単に嫌がらせに対する反撃ではなく、参政党の不透明な体質と不正を明るみに出すための重要な手段であるといえるでしょう。


参政党は信じて大丈夫?疑惑と実態

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参政党の組織運営と自民党との繋がり

参政党の組織運営には、その設立当初から自民党との密接な繋がりが指摘されており、太田勝規さんもこの点に強い疑問を呈しています。
彼は、神谷宗幣氏が目指しているのは、公明党のような形で与党である自民党と連立を組み、権力の座に就くことだと分析しています。
これは、神谷氏自身が公式YouTubeチャンネルのショート動画やマスコミのインタビューで「自民党と連立を組む」と発言していることからも裏付けられます。
これまでの「自民党はダメだ」という批判で支持者を集めてきた参政党が、手のひらを返したように連立を目指す姿勢は、支持者に対する明らかな裏切り行為であると太田さんは指摘します。

神谷氏が主宰する「龍馬プロジェクト」のメンバーのほとんどが自民党員であったことも、両者の深い繋がりを示唆しています。
2022年の参議院選挙後には、龍馬プロジェクトのメンバーが突然、参政党の重要ポストに就任するという動きがありました。
これは、一般の党員や地方支部で地道に活動してきた人々からすれば、何の功績もないまま要職に就くことに不公平感を抱くものでした。
太田さんは、このような状況が党内で反発を生むことを防ぐため、神谷氏の側近らが全国を回り、約1時間にわたるプレゼンテーションを行い、いかに神谷氏と自身が親しい存在であるかを涙ながらに訴えて回っていたと証言しています。
これは、党内の不満を抑え込み、神谷氏への忠誠心を植え付けるための「懐柔工作」であると言えるでしょう。

さらに、太田さんは参政党の関連施設に、参政党のポスターではなく、自民党議員のポスターが多数貼られているという異様な状況を目の当たりにしたと語っています。
太田さんがこの点を指摘し続けてようやく、参政党のポスターが1枚だけ貼られるようになったといいますが、これは参政党が自民党と表裏一体の関係にあることを示唆するものです。
太田さんは、参政党が自民党の法案に7割賛成している事実を挙げ、参政党に投票することは実質的に自民党に投票することと変わらないと断言しています。

このような組織運営の背景には、神谷氏が「素人」をターゲットにすることで、彼らを騙しやすく、自身のリーダーシップを確立しやすいと考えたという太田さんの分析があります。
参政党は、「みんなで政治を作る」という美辞麗句で支持者を洗脳していましたが、その根底には、素人集団であれば自分が党を思い通りに操れるという神谷氏の思惑があったと太田さんは見ています。
そして、この構想をさらに飛躍させるために、著名人を利用するという戦略も積極的に行われてきました。
三橋貴明氏など、参政党に関わる著名人の多くは、純粋な理念からではなく、自身のビジネスや影響力拡大のために党を利用している「ビジネス保守」であると太田さんは断じています。

元公設秘書の自殺とニコニコチャンネルの連載

参政党を巡る深刻な問題の一つに、神谷宗幣氏の元公設秘書が自ら命を絶ったとされる一件があります。
この痛ましい出来事の「真相」について、太田勝規さんはフィクションとしてニコニコチャンネルで連載形式で詳細を語っています。これは非常にデリケートな問題であり、二次的な被害を防ぐため、太田さんは直接的な表現を避け、フィクションという体裁を取りながらも、核心に迫る内容を配信しているといいます。
この問題の背景には、様々な複雑な事情が絡んでおり、太田さんは「これをそのまま配信すると、新たに自ら命を絶ってしまいかねない人が出てくる」と述べるほど、その内容の重さを認識しています。

太田さんの情報によると、参政党は元公設秘書の死の原因を、当時拘留中であった根本良輔氏に擦り付けようと、意図的にデマを流していたとのことです。
これは、参政党が内部の不都合な真実を隠蔽し、責任を外部の人物に転嫁する常套手段であると太田さんは指摘します。
このようなデマを流すことで、党への批判の矛先をかわし、党のイメージを守ろうとしたと考えられます。
太田さんは、参政党が組織的に隠蔽工作を行う中で、このような悲劇が起こってしまった可能性を示唆しています。

この元公設秘書の死を巡る問題は、参政党の内部でいかに闇が深く、倫理観が欠如しているかを示すものだと太田さんは見ています。
彼は、武田邦彦氏やよしりん(吉野敏明氏)といった元幹部でさえ、この問題の全容を公に語ることができないほど、その内容が深刻であることを示唆しています。
もし、彼らが全てを話せば、社会に大きな混乱を招き、あるいはさらなる悲劇を生む可能性さえあるため、彼らもまた沈黙を守らざるを得ない状況にあるというのです。

太田さんのニコニコチャンネルでの連載は、この問題の核心に迫るべく、独自の調査と情報源に基づいて作成されています。
彼は、この連載を通じて、参政党の「闇」の部分を明らかにし、有権者が適切な判断を下すための情報を提供しようと努めています。
この連載で語られる内容は、表面的な情報だけでは決して見えてこない、参政党の組織運営における深刻な問題を浮き彫りにするものです。
太田さんの活動は、このようなセンシティブな情報を取り扱うことによるリスクを伴いますが、彼はそれでも真実を追求し、広く共有することの重要性を強調しています。

自民党との関係性と「ビジネス保守」

参政党は、その立ち位置や言動において、自民党との間に複雑かつ深い関係性を有していることが指摘されています。
太田勝規氏によると、神谷宗幣氏は公明党のような形で与党である自民党と連立を組み、政治の中枢に入り込むことを目指しているとのことです。
これは、神谷氏自身が参政党の公式YouTubeチャンネルやマスコミのインタビューで「自民党との連立を目指す」と公言している事実からも明らかです。
しかし、参政党はこれまで「自民党はダメだ」という批判を繰り返すことで、既存政党に不満を持つ層の支持を集めてきました。
そのような中で、突如として自民党との連立を目指すという方針転換は、彼らのこれまでの主張と明らかに矛盾しており、支持者に対する「裏切り行為」と捉えられても仕方がありません。

太田氏は、神谷氏が主宰する「龍馬プロジェクト」のメンバーのほとんどが自民党員であった過去に触れ、このことが参政党と自民党の長年にわたる繋がりを示唆していると指摘しています。
実際に、2022年の参議院選挙後には、龍馬プロジェクトのメンバーが次々と参政党の重要ポストに就任しました。
これは、長年党に貢献してきた地方の党員や支部長からすれば、何の功績もない人物がいきなり要職に就くことに不満を抱くものでした。
この不満を抑えるため、神谷氏の側近らが全国を回り、神谷氏との親密さをアピールするプレゼンテーションを行っていたと太田氏は証言しています。
彼らは涙ながらに「神谷氏とどれだけ深く関わってきたか」を訴え、党内の不満を懐柔しようとしていたのです。

さらに、太田氏は参政党の関連施設に、参政党のポスターではなく、自民党議員のポスターが多数貼られている異様な状況を目撃したと語っています。
太田氏がこの問題点を指摘し続けてようやく、参政党のポスターがわずかに貼られるようになったといいますが、これは参政党が自民党と深く結びついている実態を象徴する出来事です。
太田氏は、参政党が自民党の法案に7割賛成している事実を挙げ、「参政党に投票することは実質的に自民党に投票することと変わらない」とまで言い切っています。

このような関係性の中で、参政党にくっついている著名人たち、例えば三橋貴明氏などは「ビジネス保守」であると太田氏は断じています。
彼らは純粋な理念からではなく、自身のビジネスや影響力拡大のために参政党を利用し、また党も彼らを利用しているという「共存共栄」の関係にあると分析されています。
太田氏は、このような関係性からは「日本のため」という真摯な姿勢は感じられず、単なる報酬ビジネスに過ぎないと厳しく批判しています。

参政党を支持する人々へのメッセージ

参政党を支持している、あるいは支持を検討している方々に対して、太田勝規さんは非常に重要なメッセージを送っています。
彼は、現在の支持者の中には「自民党が嫌だから、他に選択肢がないから」という理由で参政党を選んでいる人が多いと認識しています。
しかし、太田さんのこれまでの情報開示が示すように、参政党は水面下で自民党と密接な関係を築いており、最終的には連立を目指しています。実際に神谷宗幣氏自身が、その方針を公に語り始めています。

太田さんは、連立を組むこと自体は必ずしも悪いことではないと前置きしつつも、これまで「自民党はダメだ」と繰り返し批判し、その言葉で多くの支持者を集めてきた参政党が、手のひらを返したように自民党との連立を目指すのは「明らかな裏切り行為」であると強く指摘しています。
これは、支持者の期待を裏切り、彼らの政治的選択を嘲笑するような行為だと言えるでしょう。

さらに、太田さんは神谷宗幣氏が「平気で嘘をつき、手のひらを返す」人物であると断言しています。
この主張の根拠として、彼は武田邦彦氏、よしりん(吉野敏明氏)、赤尾由美氏など、かつて参政党の中心人物であった人々が次々と党から排除され、あるいは自ら離れていった経緯を挙げています。
これらの人物が党を去った背景には、神谷氏の言動や方針転換が大きく影響していると太田さんは示唆しています。
彼は、これらの事実が「神谷氏の嘘」を証明していると強調し、自身のYouTubeチャンネルで具体的な証拠を提示していると述べています。

太田さんが最も伝えたいのは、情報を鵜呑みにせず、自らの目で真実を確かめることの重要性です。
彼は、「とにかく情報を掴んでください。鵜呑みにするんじゃなくね、もうそこですよ」と繰り返し訴えかけています。
インターネット上には様々な情報が溢れていますが、その中から正確な情報を取捨選択し、批判的な視点を持って判断する能力が求められます。
太田さんの発信する情報は、参政党の「内部」から得られた一次情報に基づいており、神谷氏自身の証言やその矛盾を暴くことに特化しています。

最後に、太田さんは参政党を応援している著名人たちにも言及し、彼らの多くが「ビジネス保守」であり、党の理念や日本の未来のためではなく、自己の利益や影響力拡大のために党を利用している側面があると指摘しています。
このような状況の中で、彼らの言動を盲信することは危険であり、有権者は自らの判断基準を持って、より健全な政治選択を行うべきだと太田さんは強く主張しています。

「息を吐くように嘘をつく」は本当か

「息を吐くように嘘をつく」という言葉は、神谷宗幣氏に対する太田勝規氏の厳しい評価であり、彼の言動が信頼できないものであることを示唆しています。
太田氏がこの表現を用いる根拠は、神谷氏のこれまでの行動と発言における数々の矛盾にあります。
彼は、神谷氏がその場の状況や自身の都合に合わせて、平然と真実と異なることを口にする傾向があると指摘しています。

具体的な事例として、まず挙げられるのは、公認取り消しを巡る経緯です。
太田氏が「安倍さんの真相究明」を理由に公認を取り消されたにもかかわらず、その直後に地方選挙での公認を打診されたという事実です。
これは、党の方針が一貫しておらず、神谷氏が自身の目的のために言葉を使い分けていることを示唆します。もし本当にその活動が問題であれば、地方選挙であっても公認を出すべきではないはずです。

次に、太田氏は神谷氏の女性問題に言及しています。
巷で広く噂されている神谷氏の「愛人」問題について、太田氏は党の側近から直接情報を得て、その詳細を自身のYouTubeチャンネルで公開しました。
これに対し、神谷氏は太田氏を処分することなく、問題をうやむやにしようとしました。
太田氏が指摘するのは、党の内情や神谷氏のプライベートな問題まで暴露されたにもかかわらず、何の処分も下されないという異常な事態です。
これは、神谷氏が自身のスキャンダルがさらに明るみに出ることを恐れ、問題の矮小化を図ったためではないかと太田氏は推測しています。

さらに、神谷氏の「Xアカウント乗っ取り」発言も、太田氏によって「自作自演」であると暴かれました。
これは、過去の不都合な投稿を消し去るための偽装工作であったとされており、神谷氏が自己保身のために事実を歪めることを厭わない姿勢を示していると考えられます。
また、参政党の公式YouTubeチャンネルで多数の動画が非公開にされていることも、同様の隠蔽体質を裏付けるものだと太田氏は見ています。

最も象徴的なのは、神谷氏が街頭演説で「政策は変えていく」と公言していることです。
これは、一見すると柔軟な姿勢のようにも見えますが、太田氏はこれを「政策で判断しないでください」というメッセージであると捉えています。
つまり、政策の一貫性よりも、その時々の状況や支持者の反応に合わせて方針を転換することをいとわない、いわば「平気で嘘をつく」ことの延長線上にあると解釈しているのです。
これらの事例から、太田氏は神谷氏が「息を吐くように嘘をつく」人物であるという評価を下しています。
この言葉は、単なる批判ではなく、神谷氏の言動を多角的に検証した結果として導き出されたものであると言えるでしょう。

参政党を正しく理解するための情報源

参政党を正しく理解し、その実態を把握するためには、党が発信する情報だけでなく、多角的な視点から情報を収集し、検証することが不可欠です。
太田勝規さんは、参政党の公式発表やメディア露出だけでは見えてこない、内部の真実に光を当てる貴重な情報源の一つと言えるでしょう。

まず、YouTube巫女ねこちゃんねるは、参政党に関する一次情報や詳細な分析を得るための重要な媒体です。
特に、彼のチャンネルでは、神谷宗幣氏の側近であった人物からの直接の証言や、太田さん自身が録音した音声データなどが公開されています。
これらの情報は、参政党の組織運営の実態、資金の不透明性、神谷氏の個人的な問題、そして党内の人間関係など、これまで一般には知られてこなかった「裏側」を明らかにするものです。
太田さんは、弁護士をつけずに自ら刑事告訴状を作成し、全て受理された経験を持つなど、その情報には高い信憑性があります。
彼の動画や連載を丹念に追うことで、参政党の「息を吐くように嘘をつく」という体質や、情報操作の実態を具体的に知ることができます。

次に、参政党を離党した元関係者や元支持者たちの声にも耳を傾けるべきです。
太田さん自身も元参政党の公認候補であり、多くの離党者や元支持者と連携しています。
彼らの多くは、党の理念に共感して活動を開始したものの、内部の矛盾や不透明さに気づき、失望して離れていった人々です。
例えば、かつて党の中心人物であった武田邦彦氏やよしりん(吉野敏明氏)、赤尾由美氏などが党を去った背景には、神谷氏の言動や党の方向性に対する不信感があったとされています。
彼らが発信する情報や、彼らと太田さんの対談などを通じて、参政党の「表」の顔と「裏」の顔のギャップを理解することができます。

また、既存のメディアが報じる参政党関連のニュースにも注目する必要があります。もちろん、全ての報道が真実を伝えているとは限りませんが、複数のメディアの報道を比較検討することで、特定の党派に偏らない客観的な視点を得ることができます。特に、刑事告訴の件数や資金問題など、客観的なデータに基づいた報道は、参政党の透明性を測る上で重要な指標となります。

最後に、太田さんが指摘するように、参政党の言動を「鵜呑みにしない」という姿勢が何よりも重要です。
彼らは政策を「変えていく」と公言しており、その場の都合で主張を変える傾向があります。
そのため、発言の真意や、行動の背景にある意図を深く考察する必要があります。
これらの情報源を総合的に活用することで、参政党を多角的に分析し、「信じて大丈夫なのか」という問いに対する自分なりの答えを見つけることができるでしょう。

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参政党、信じて大丈夫?これまでの疑惑と実態


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  • 神谷宗幣氏への初期の違和感と公認候補としての活動
  • YouTubeでの「安倍さんの真相究明」が公認取り消しの理由とされた
  • 公認取り消し後の地方選挙への公認打診とその拒否
  • 参政党を離れてからの内部情報入手と神谷氏の女性問題
  • プラカード隊への参政党からの組織的な嫌がらせ行為
  • 嫌がらせに対する太田氏による計9件の刑事告訴
  • 告訴受理後の参政党側の態度変化とマスコミへの印象操作
  • 参政党における不透明な資金の流れと不正会計疑惑
  • 旧規約の閲覧不可と不透明な規約変更の問題
  • 元公設秘書の自殺と参政党によるデマの流布
  • 神谷氏によるXアカウント「乗っ取り」発言の自作自演疑惑
  • 参政党と自民党との密接な繋がりと連立構想
  • 神谷氏の「息を吐くように嘘をつく」と言われる言動
  • 参政党を支持する人々への情報鵜呑みにしないよう呼びかけ
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