この度、雑誌「ターザン」の名物企画「脱げるカラダ2025」で、当院にて鍼灸治療を受けていらっしゃるYさんが見事グランプリに輝きました。
Yさんの素晴らしいボディメイクの裏側には、日々のたゆまぬ努力はもちろんのこと、鍼灸による身体のメンテナンスがありました。
さらに、パーソナルトレーニングによる効果的なアプローチや、インスタライブでの仲間との交流が、Yさんのモチベーションを支えていたのです。
そして、彼女が実践していた独自の「四毒抜き」という食事法が、どのようにその結果に繋がったのか。
この記事では、Yさんのグランプリ獲得までの道のりを詳細にご紹介し、健康的な体作りへのヒントをお届けします。
この記事のポイント
- グランプリ受賞者のYさんが鍼灸治療を受けていた経緯とその効果
- グランプリ受賞に至るまでの選考過程とYさんの食事法(四毒抜き)
- ターザン審査で重視されたボディメイクの「プロセス・ストーリー」の重要性
- 雑誌の特集テーマ「オイルファースト」と Yさんの食事法の違い、植物性油脂の影響
ターザン「脱げるカラダ2025」速報!
ターザンの企画でグランプリ獲得!

雑誌「ターザン」の名物企画「脱げるカラダ2025」において、当院で鍼灸治療を受けていらっしゃる患者のYさんが見事グランプリに輝きました。
これはYさんの日々の努力と、それを支える鍼灸治療の効果が結実した素晴らしい結果だと考えております。
Yさんは以前から健康意識が高く、ご自身のボディメイクにも熱心に取り組んでいらっしゃいました。
私たちは、その過程で鍼灸治療がどのようにYさんのコンディション維持やパフォーマンス向上に貢献できたのかを、深く考える機会をいただきました。
東洋医学に基づく鍼灸治療は、体の内側からバランスを整え、自然治癒力を高めることを目的としています。
筋肉の疲労回復はもちろんのこと、自律神経の調整や消化器系の働きをサポートすることで、トレーニング効果を最大化し、ストレスに負けない心身を作り上げることが可能です。
Yさんのグランプリ獲得は、単に美しい肉体を作り上げただけでなく、心身ともに健康的な状態を維持し、それを高めることの重要性を私たちに教えてくれました。
Yさんが鍼灸治療とトレーニングを並行して行い、相乗効果を生み出したことが、今回の成果に繋がったのだと確信しています。
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書類選考からオーディションまで
Yさんから「脱げるカラダ2025」への応募を聞いた際、私たちもその挑戦を応援させていただきました。
最初の難関は書類選考です。
Yさんは、なかなか連絡が来なかったため、一度は「落ちた」とがっかりしていたそうです。
しかし、夜遅くに選考通過の連絡があったと聞き、安堵したと同時に、雑誌の編集部の皆さんが夜遅くまで大変な仕事をしていることを知りました。
そして迎えたオーディション。ここで集まった人たちは、皆ボディメイクに真剣に取り組む「つわもの」ばかりだったそうです。
Yさんは、パーソナルトレーナーの方からの力強いマインドセットや、毎朝インスタライブで励まし合っている仲間からのサポートに支えられ、極度の緊張の中でもなんとか平常心を保ち、持ち前の決めのポーズを披露することができたと話していました。
このとき、審査員からの「食事で気にしていることはありますか?」という問いに対し、Yさんは「四毒抜きを実践しています!」と力強くアピールしたそうです。
しかし、審査員の方々は「四毒抜き食事法」をご存じなかったようで、少し変な顔をしていたとYさんは苦笑していました。
これは、一般的なダイエット法とは異なるアプローチであったため、審査員の方々にとっては新鮮であり、また理解に時間を要したのかもしれません。
しかし、Yさんにとっては、この独自の食事がご自身の健康とボディメイクを支える重要な柱であったことは間違いありません。

グランプリの結果と評価ポイント
オーディションの緊張感が最高潮に達する中、Yさんは見事グランプリに輝きました。
Yさんの受賞は、単なる肉体的な美しさだけでなく、その背景にある「鍛えるプロセス・ストーリー」が審査で重要視された結果だと考えられます。
雑誌「ターザン」の審査は、一般的なボディメイクコンテストとは異なり、いかに努力し、どのような道のりを経て現在の肉体を作り上げたのか、というストーリー性が高く評価される傾向にあります。
Yさんのコンテスト応募までの経緯、鍼灸治療とトレーニングの両立、そして独自の「四毒抜き」という食事法へのこだわりなど、そのすべてが審査員に響いたのでしょう。
Yさんが語ってくれた話から、審査員は表面的な筋肉量や体脂肪率だけでなく、その人がどれだけ真摯に自分自身の体と向き合い、試行錯誤を重ねてきたかを見ていたことがうかがえます。
個人の努力や信念、そしてそれに伴う人間的な魅力が、Yさんのグランプリ獲得に繋がったのです。
このことは、私たち医療従事者にとっても非常に示唆に富むものでした。
患者様の健康をサポートする上で、単に症状を改善するだけでなく、その方のライフスタイルや価値観に寄り添い、共に目標に向かって歩むことの重要性を改めて認識させられました。
雑誌発売まで公表を控えた理由
グランプリ受賞後、Yさんは個人撮影とグランプリ受賞者のみの撮影を終えられました。
そして、6月1日(土)に当院に来院された際、「結果どうでしたか?」と尋ねたところ、「グランプリ受賞しました!」と嬉しそうに報告してくださいました。
その時のYさんの満面の笑みは、私たちにとっても忘れられない瞬間となりました。
しかし、Yさんは、雑誌が発売される7月3日(木)まではグランプリ受賞の事実を公表してはいけないルールになっていたそうです。
そのため、インスタライブなど不特定のフォロワーや仲間には、この嬉しいニュースを伝えるのを控えていたとのことでした。
Yさんが非常に嬉しそうにされていたので、その表情から私たちには分かってしまいましたが、Yさんはそのルールをしっかりと守り、発売日を心待ちにしていたようです。
ちなみに、今回の雑誌のメイン企画は「オイルファースト」という、油を中心としたダイエット方法でした。
これはYさんが実践していた「四毒抜き」とは正反対のダイエット企画です。
Yさんのコメント記事を読むと、「食事に関してはお酒を辞めて、小麦、砂糖、乳製品などを控えています」とあり、四毒のうちの一つである「植物性の油脂」が省略されています。
Yさんが「四毒抜き」と聞いた時に審査員が変な顔をしていたのは、もしかしたらこのスポンサーとの関係も考慮されていたのかもしれませんね。
企業側の意向と、個人の健康法との間に生じるギャップは、時に興味深い側面を見せることがあります。
ターザン「脱げるカラダ2025」と食への探求
特集「オイルファースト」と四毒抜き
雑誌「ターザン」の今回のメイン企画は、Yさんが実践していた「四毒抜き」とは対照的な「オイルファースト」という食事法でした。
オイルファーストとは、食事の最初に油を摂取することで、血糖値の急上昇を抑えたり、満腹感を得やすくしたりする目的があるようです。
一方で、Yさんが実践していた「四毒抜き」は、特定の食品、具体的には「小麦」「牛乳乳製品」「甘い物」に加えて「植物性の油」を摂取しないという食事法です。
両者は油に対するアプローチが大きく異なります。
オイルファーストは特定の油を積極的に取り入れることを推奨しますが、四毒抜きは植物性油脂を避けることを重視します。
Yさんがオーディションで「四毒抜きを実践しています」とアピールした際、審査員の方々が少し変な顔をしていたという話は、この企画内容との関連を考えると納得できます。
スポンサーの関係や雑誌のテーマ設定上、Yさんの食事法が主流ではないと判断されたのかもしれません。
しかし、これは単にどちらかが正しい、間違っているという話ではありません。
食生活には多様な考え方があり、個人の体質や目的に合わせて選択することが重要です。
Yさんの「四毒抜き」は、彼女にとって最高のパフォーマンスを引き出すための選択であり、それがグランプリという結果に繋がったことは事実です。
このように、メディアが提唱するトレンドと個人の実践していることが異なるケースは少なくありません。
過去の脂質を重視した食事法
「オイルファースト」という言葉を聞いて、私がまず思い出したのは「金森式」というダイエット法です。
これは「断糖高脂質食」を基本とし、一日1.5食というスタイルで実践されます。
糖質制限はタンパク質を重視しがちですが、金森式は脂質を重視するという点で非常に特徴的です。
確かに、糖質を制限するとエネルギー源を脂質から得る必要があるので、脂質の摂取は不可欠です。
私自身もかつて、様々な食事法を試してきました。
例えば、一時的にナイアシンフラッシュを体験したくて、海外のサプリメントを購入したこともあります。
ナイアシンはビタミンB群の一種ですが、摂取量によっては顔の紅潮や痒みといったフラッシュ症状を引き起こします。
これは体がナイアシンに反応している証拠とされ、デトックス効果を期待する人もいます。
また、回転式本部という整体の先生が提唱していた「バターを主食にする食事法」も試した経験があります。
良質な四葉の無塩発酵バターが推奨されており、初期には西武百貨店の富沢商店で調達していました。
しかし、ご存じの通りバター不足が深刻になり、なかなか手に入らなくなってしまいました。
そのため、ヤフーショッピングでニュージーランド産のグラスフェッドバターに切り替えましたが、円安の進行によって価格が高騰し、続けるのが難しくなり断念しました。
これらの食事法は、いずれも飽和脂肪酸を中心とした高脂質食という共通点があります。
個人の体験を通じて、様々な食事法が存在し、その時々の社会情勢にも影響されることを実感しました。
植物性油脂が体に与える影響とは
Yさんの「四毒抜き」のポイントの一つである「植物性油脂」を避けるという考え方は、吉野敏明先生が警鐘を鳴らしていることと深く関連しています。
吉野先生は、植物性油脂が体内で「アルデヒド」を生成し、様々な健康トラブルを引き起こす可能性があると指摘しています。
アルデヒドは活性酸素の一種であり、細胞にダメージを与えたり、炎症を引き起こしたりすると言われています。
これは、現代の食生活において非常に重要な視点です。
多くの加工食品や外食では、安価な植物性油脂が多用されている現実があります。
さらに、植物性油脂が体内で分解される過程で、アセト酢酸、ヒドロキシ酪酸、そしてアセトンといったケトン体が生成されます。
これらの物質は体外へ排出される際、わきの下や陰部を用いるため、ワキガ臭や陰部の臭いの原因になることがあると吉野先生は指摘しています。
私も、これは非常に興味深い指摘だと感じました。
加えて、アセトンは呼吸によっても排泄されるため、呼気が臭くなるだけでなく、肺腺癌の大きな原因になり得るとも述べられています。
たばこの喫煙率が大幅に低下しているにもかかわらず肺がんが増加している理由として、戦後と比べて平均で50倍以上になった植物性油脂の摂取量を挙げているのは衝撃的です。
このように、私たちが何気なく摂取している食品が、実は体の内側で様々な影響を与えている可能性があることを、改めて認識させられます。
筆者おすすめの植物性の油
吉野敏明先生の「四毒抜き食事法」では植物性の油は禁止になっています。
しかし、筆者は15年近く南米ペルー産のインカインチオイルを三食毎に摂取していました。
このオイルは北海道の自然食品店「まほろば」さんが、独自のゼロワンテスト(O-リングテストと同義)で最高に良いと推薦していた商品です。
最近ではこの油よりヘンプオイルを最上位としています。
まほろばの宮下洋子さんはマクロビオティック創始者の桜沢先生のお弟子さんです。
筆者は現在吉野先生のいう「スッパっとやめる」を実験中なのでこれらのオイルも使用中止しています。
おそらく長期間大量に摂取していたにもかかわらずシミも現れず、病院の治療費はゼロ円で済んでいたのでこの2品に関しては摂取しても問題はないと感じています。
このように、食事法には様々な考え方があり、個人の体質や健康状態によって合う合わないがあることを理解しておくことが重要です。


筆者が筋トレ歴40年以上で実践すること
誰が私の情報に興味があるのだろう、と思われるかもしれませんが、一応筋トレ歴40年以上という経験がありますので、参考までに私の実践していることをご紹介させていただきます。
先日届いた献血後の血液データでは、すべての項目が正常値の範囲内でした。これは、無理な食事制限や過度なサプリメント摂取をしていない証拠だと考えています。
ファイナリストへの11の質問に倣って、私も回答してみましょう。
- Q1.筋トレするのが好きな部位は? A:胸です。ベンチプレスなどの種目は、重量の伸びを実感しやすく、達成感があります。
- Q2.筋トレ中は水を何ml飲む? A:750mlです。脱水症状を防ぎ、パフォーマンスを維持するために水分補給は欠かせません。
- Q3.お酒は週何回? A:0回です。健康維持と筋トレの効率を考えると、アルコールは摂取しないようにしています。
- Q4.プロテインは週何回飲む? A:0回です。プロアスリートのように大量のタンパク質が必要なわけではないので、普段の食事で十分に摂取できると考えています。無理にプロテインを摂取すると腎臓に負担がかかる可能性もあります。
- Q5.チートデーに食べたいものは? A:特にありません。普段からバランスの取れた食事を心がけているので、特定のものを我慢しているという感覚がありません。
- Q6.週何回ジムに行く? A:3回です。全身をバランスよく鍛えるために、部位を分けてトレーニングしています。
- Q7.プロテインに使うのは月いくら? A:0円です。前述の通り、プロテインは摂取していません。
- Q8.サプリメントに使うのは月いくら? A:0円です。過去には試したこともありますが、現在は基本的に食事から必要な栄養素を摂るようにしています。
- Q9.ストレッチはする? A:はい、筋トレ前に10分行います。可動域を広げ、怪我の予防になります。筋トレ後は特にしていません。
- Q10.家にあるトレーニング器具は? A:アブローラーとチューブです。これらは手軽に全身を鍛えられるので重宝しています。
- Q11.1回のトレーニング時間は? A:80分です。集中して効率よくトレーニングすることを心がけています。
世の中には様々なダイエット法やトレーニング法がありますが、Yさんには引き続き「四毒抜き」でボディメイクを継続してほしいと願っています。
私自身も、自身の経験を活かし、健康的な生活を送るための情報提供を続けていきたいと考えています。
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ターザン「脱げるカラダ2025」グランプリ総括
- Yさんが雑誌ターザン「脱げるカラダ2025」のグランプリを獲得
- 当院での鍼灸治療がYさんのコンディション維持とパフォーマンス向上に貢献
- 鍼灸治療は体のバランスを整え、自然治癒力を高める目的がある
- 書類選考では連絡が遅く、Yさんは一度落選を覚悟した
- オーディションには多くの強者が集まっていた
- Yさんはパーソナルトレーナーや仲間からの励ましで緊張を乗り越えた
- 審査員に「四毒抜きを実践」とアピールしたが理解は得られなかった
- ターザンの審査ではボディメイクのプロセスとストーリーが重視された
- Yさんのコンテスト応募までの経緯や努力が受賞に繋がった
- 雑誌発売の7月3日まではグランプリ公表が禁止されていた
- 今回の雑誌メイン企画は「オイルファースト」というダイエット法だった
- 吉野敏明先生は植物性油脂が体内でアルデヒドを生成すると警告している
- 植物性油脂は体臭や肺腺癌の原因になりうると指摘されている
- 筆者は筋トレ歴40年以上で、献血データはすべて正常値だった
- 筆者はプロテインやサプリメントを摂取せず、週3回ジムに通っている