買って損なし?NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ徹底レビュー

NBD 4K 4800万画素 ビデオカメラ

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラの購入を検討しているあなたは、この製品の実際の性能や使い勝手が気になっていることでしょう。
この記事では、NBD 4K 4800万画素ビデオカメラのレビューを、具体的な使用経験に基づき詳しくご紹介します。
急な撮影依頼から始まった購入の経緯、実際にどのくらいの撮影可能時間があったのか、そして撮影データ量はどれくらいになるのかといった、あなたが知りたいであろう情報が満載です。
また、その軽量で操作が楽な点や、高齢者の鑑賞スタイルに合わせた工夫についても触れていきます。
ぜひ、このビデオカメラ選びの参考にしてください。

  • カメラの基本的な性能と付属品:4K撮影能力、画素数、手ぶれ補正などの機能、そして付属しているアクセサリー類について
  • 実際の使用感と操作性:軽量性、初期設定時の課題、バッテリーの持続時間、ファイル形式や分割に関する特性について
  • 撮影データの管理と注意点:SDカードの必要容量、モニター表示の特性、そしてファイル再生時の注意点について
  • 購入の判断材料:製品のメリット・デメリット、そして高齢者の鑑賞スタイルを含めた実用性について
目次

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ、その実力は?

NBD 4Kビデオカメラ
NBD 4K 4800万画素 ビデオカメラ

購入の経緯と準備

今回のビデオカメラの購入は、急遽舞い込んだ依頼がきっかけでした。
2025年6月1日に開催される鍼灸の師匠の開院50周年記念パーティーで、ビデオ撮影をしてほしいと依頼されたのです。
しかし、私自身はビデオカメラを持っていませんでした。
そこで、師匠から「アマゾンで1日で届く機種を注文したので、夜に取りに来てもらい翌日の撮影に備えてほしい」と連絡が入りました。
すぐに操作できるか不安だったので、型番を尋ねましたが、中国製でウェブ上に説明書が見つかりませんでした。
これが、撮影前の大きな課題となりました。
手元に届いた取扱説明書は多言語対応でしたが、文字が小さく、老眼と乱視の目では読むことが困難でした。
初期設定は英語になっており、さらにタッチパネルではないため、操作に手間取りました。
しかし、何とか撮影できる状態に設定を終え、帰宅しました。
この日は2つのバッテリーをフル充電し、万全の態勢で翌日の撮影に臨みました。

NBD 4Kビデオカメラの基本性能

NBD 4Kビデオカメラ

今回使用したNBD 4K 4800万画素ビデオカメラは、その性能において多くの特徴を持っています。
まず、最大の魅力は4K高精細ビデオ撮影と4800万画素の超高解像度写真撮影が可能である点です。
これにより、被写体の細部まで鮮明に記録でき、思い出をより鮮やかに残すことができます。
例えば、お子様の運動会や入学式など、二度とない瞬間を高品質で捉えることが可能です。
また、このカメラは手ぶれ補正機能とオートフォーカス機能を搭載しているため、動きのあるシーンでもブレの少ない安定した映像を簡単に撮影できます。
さらに16倍ズーム機能も備わっており、遠くの被写体もクリアに引き寄せて撮影することが可能です。
観客席からイベント全体を撮影する場合でも、重要な部分を拡大して捉えることができるため、撮影の幅が広がります。

付属品と初期設定のポイント

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラは、初心者がすぐに撮影を始められるよう、必要なアクセサリーがすべて揃った状態で提供されます。

具体的には、カメラ本体に加えて、再充電可能なリチウムイオンバッテリーが2個、外部マイク、レンズフード、フィルライト、クリーニングキット、32GBのMicro SDカード、カードリーダー、充電器、Type Cケーブル、カメラストラップ、そしてカメラケースが付属しています。

これだけのものが最初から揃っているため、追加でアクセサリーを購入する必要がほとんどありません。
しかし、初期設定にはいくつか注意すべき点があります。

私の経験では、初期設定が英語になっており、タッチパネルではないため、操作に慣れるまでに時間がかかりました。
文字が小さすぎる多言語対応の取扱説明書は、目の不自由な方には読みづらい可能性があります。
日本語の説明ページをスキャンし拡大印刷しておくことをお勧めします。

付属のMicro SDカードは32GBですが、4K撮影を行う場合はすぐに容量が不足する可能性があるので、別途64GB以上の大容量のSDカードを準備することをおすすめします。

驚きの軽量性と操作感

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラを実際に手に取ってみると、その驚くほどの軽量性にまず驚かされます。
重さはわずか277gで、これは一般的なiPhoneとほぼ同じくらいのサイズ感です。

この軽さは、長時間の撮影においても腕への負担を大幅に軽減してくれます。
たとえば、今回の記念パーティーのように、12時から14時30分までの長時間にわたる撮影では、カメラの重さが疲労に直結します。
しかし、このNBDカメラは、その軽さのおかげで撮影自体で疲労を感じることはありませんでした。

アマゾンベーシックの三脚も同時に購入して使用しましたが、組み合わせても非常に軽量であるため、移動もスムーズに行えました。
操作性に関してですが、初期設定が英語であったり、タッチパネルではないために多少手間取る部分はありました。
しかし、一度設定を終えてしまえば、主要な操作は直感的に行うことが可能です。
特に、手ぶれ補正やオートフォーカス機能が優れているため、初心者でも安定した映像を簡単に撮影できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

バッテリーの持ちと撮影可能時間

このNBD 4Kビデオカメラは、そのコンパクトなボディからは想像できないほどのバッテリー持続力を持っています。
付属のバッテリーは1本で最大90分の連続録画が可能とされていますが、実際の撮影ではそれを上回るパフォーマンスを見せました。
今回のパーティー撮影は12時から14時30分までの2時間半にわたる催しでしたが、1本目のバッテリーは残り20%と表示されたところで2本目に交換しました。

念のため交換したバッテリーは会場で充電していましたが使用することなく終了しました。
このことから、約3時間程度の撮影であれば、付属のバッテリー2個で十分にカバーできる感触を得ました。
予備バッテリーが付属していることは、長時間のイベント撮影や旅行先での撮影において、非常に心強い要素となります。


NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ徹底レビュー

大容量SDカードの必要性:撮影データ量

NBD 4Kビデオカメラで高画質な4K映像を撮影する場合、大容量のSDカードは必須となります。
付属の32GBマイクロSDカードでは、どれくらいの時間撮影できるか不明だったため、念のためヤマダ電機で64GBのマイクロSDカードを別途購入して使用しました。
その結果、2時間半程度の撮影で約42GBものデータを使用しました。
これは、4K30P撮影が非常にデータ量を消費することを示しています。
また、このカメラはファイルが約11分程度で自動的に区切られる仕様になっています。
これは、もしファイルが破損した場合に、全ての映像が失われるリスクを軽減するメリットがありますが、編集時には複数のファイルを結合する手間が生じる可能性もあります。
したがって、長時間のイベント撮影や、高画質での記録を頻繁に行う予定があるのであれば、最初から128GBや256GBといったさらに大容量のSDカードを用意しておくことを強くおすすめします。
データの残量を気にせず撮影に集中できることは、ストレスなく良い映像を記録するために非常に重要です。

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ
画質設定画面

撮影ファイルの特性と注意点

NBD 4Kビデオカメラで撮影したファイルにはいくつかの特性があり、注意すべき点も存在します。
まず、4K30Pという高画質での撮影が可能ですが、ファイルは約11分程度で区切られる仕様になっています。
これは、一つのファイルが長くなりすぎて予期せぬトラブルでデータが破損した場合に、全ての映像が失われるのを防ぐための仕様と考えられます。
一方で、長時間の撮影を行った際には、多数の短いファイルが生成されることになります。
編集作業を行う際には、これらのファイルを結合する必要があるため、その手間を考慮に入れておく必要があります。
例えば、イベント全体の流れを一つの動画としてまとめる場合は、後から動画編集ソフトでファイルを繋ぎ合わせる作業が不可欠です。
また、ファイル形式はMP4であるため、一般的なパソコンやメディアプレーヤーで再生しやすいという利点があります。
しかし、前述の通り、4K画質ゆえにファイルサイズが大きくなるため、編集や保存の際には十分なストレージ容量を確保しておくことが重要です。

フォルダーサイズはトータル42.5GB

モニターの見え方と実際の映像

NBD 4Kビデオカメラのモニター表示には、少し独特な特性が見られます。
撮影中にカメラのモニターを確認すると、映像が白飛びして表示される感じがします。
これは、特に明るい場所での撮影時に顕著に現れる現象かもしれません。
そのため、モニターに映し出される映像だけを見て「実際の映像も白飛びしているのではないか」と不安に感じるかもしれません。
しかし、ご安心ください。実際に撮影したMP4ファイルをテレビに映し出してみると、モニターで見たような白飛びはほとんどなく、特に問題なく鮮明な映像が再生されます。
このことから、モニターの表示はあくまで簡易的な確認用として捉え、最終的な映像の品質はテレビやパソコンのモニターで確認することをおすすめします。
270度回転可能なIPSモニターは、様々なアングルからの撮影や、自分撮り(Vlog撮影)を行う際に便利ですが、モニターの表示特性を理解した上で活用することが大切です。

手持ち撮影(手振れON)4K30P動画10秒間|元データ57.83MB => 圧縮18.77MB, -67.55%

軽量で操作が楽な三脚との組み合わせ

NBD 4Kビデオカメラは単体でも非常に軽量ですが、アマゾンベーシックのような軽量な三脚と組み合わせることで、さらに撮影の快適性が向上します
私の場合も、パーティー撮影のためにアマゾンベーシックの三脚を同時に購入し使用しました。
この組み合わせにより、カメラの安定性が増し、手ブレを気にすることなく長時間にわたって撮影を行うことができました。
特に、固定されたアングルからの撮影や、パン(左右の動き)やティルト(上下の動き)をスムーズに行いたい場合には、三脚の使用が非常に有効です。
カメラと三脚を合わせても重さが気にならないため、持ち運びやセッティングが非常に楽に行えます。これにより、撮影による身体的な疲労を感じることがほとんどなく、集中して被写体を追うことができました。
動きの多いシーンや、長回しをする必要がある場合でも、軽量三脚との組み合わせは撮影者の負担を軽減し、より質の高い映像を撮るための強力な味方となるでしょう。


高齢者の鑑賞スタイルへの対応策

NBD 4Kビデオカメラで撮影したMP4ファイルを、特に高齢者が鑑賞する際には、いくつかの課題が生じる可能性があります。
今回のケースでは、片目がほぼ見えないという師匠がどのように映像を鑑賞するかが問題となりました。
考えられる鑑賞方法として、まずマイクロUSBを抜いてPCで見る方法がありますが、これはUSBが取り出しにくい構造であるため、高齢者には操作が難しいかもしれません。
また、本体とPCをUSBケーブルで直接つなぐ方法もありますが、これも接続やソフトウェアの操作に慣れていない方にはハードルが高いと言えるでしょう。

そこで、最も現実的かつ簡単な解決策として注目したのが、メディアプレーヤーを活用する方法です。
このメディアプレーヤーは、テレビとHDMIケーブルで接続し、撮影済みのマイクロUSB(SDカードやUSBメモリ、外付けHDDも対応)を挿入するだけで、ビデオデッキと同じような感覚で映像を再生できます
付属のリモコンで簡単に操作できるため、PCの操作に不慣れな方でも、大画面テレビで手軽に高画質の映像を楽しめます。
この方法であれば、複雑な設定や接続作業なしに、誰もが大切な思い出を鑑賞することが可能です。
このため、今回のパーティー映像を師匠に見ていただくために、別途メディアプレーヤーを注文しました。
このように、撮影後の鑑賞方法まで含めて、誰もが手軽に楽しめるよう配慮することが重要であると考えています。

メディアプレーヤー
メディアプレーヤー
メディアプレーヤー
メディアプレーヤー 最大解像度3840*2160p 30fps マルチメディアプレーヤー4K HDプレイヤー SDカード・USBメモリ対応

NBD 4Kビデオカメラは買いか?

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラは、その価格帯を考慮すると、非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

まず、最大の魅力は4K高画質での撮影能力と、4800万画素の高解像度写真が撮れる点です。
これにより、日常の記録から特別なイベントまで、鮮明で美しい映像を残すことができます。
また、本体が非常に軽量であるため、長時間の撮影でも疲れにくいというメリットがあります。
さらに、予備バッテリーを含む充実した付属品が最初から揃っているため、追加でアクセサリーを購入する手間や費用を抑えられます。
手ぶれ補正やオートフォーカス、16倍ズームといった機能も搭載されており、撮影初心者でも安定した映像を簡単に撮影できる設計になっています。

一方で、初期設定が英語であったり、タッチパネルではない操作性、そしてモニターの表示が白飛びしやすいといった点はデメリットとして挙げられます。
しかし、これらの点は慣れや、PCやテレビでの再生で確認することでカバーできる範囲です。

総合的に見ると、安価でありながらも軽量で撮影が楽であり、付属品も充実していることから、特に初めてビデオカメラを購入する方や、手軽に高画質動画を撮影したいと考えている方には、十分「買い」であると結論付けられます。

今回のレビュー製品は4Kですが最新の製品は5Kになっています。↓

NBD 4K 4800万画素ビデオカメラ レビュー総括

  • 4K高画質と4800万画素の写真撮影が可能
  • 急な撮影依頼にも対応できる手軽さ
  • ウェブ上に説明書が見つからない場合がある
  • 多言語対応の取説は文字が小さく読みにくい
  • 初期設定が英語でタッチパネルではないため操作に手間取る
  • 本体は277gと非常に軽量で持ち運びが楽
  • 手ぶれ補正とオートフォーカスで安定した撮影が可能
  • バッテリー2個で約3時間の撮影に対応できる持続力
  • 付属の32GB Micro SDカードでは4K撮影で容量不足になる
  • ファイルは約11分で自動分割される仕様
  • モニターでは白飛びして表示されるが、テレビでは問題なく映る
  • 軽量三脚との組み合わせで疲労なく撮影できる
  • MP4ファイルのため一般的な再生機器に対応
  • 高齢者の鑑賞にはHDMI接続でのテレビ視聴が望ましい
  • 価格を考慮するとコストパフォーマンスが高い選択肢である
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